脱毛は周期が重要!毛周期と脱毛期間の関係性まとめ | コラム | 医療レーザー脱毛・美容皮膚科のアリシアクリニック

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お肌の悩みにはさまざまなものがありますが、一生続くことで多くの女性を悩ませているのがムダ毛です。ムダ毛を処理するための手段には、剃ったり、抜いたりといった方法もあります。しかし、これらの方法による自己処理ではカミソリ負けをして肌荒れを起こしてしまったり、毛穴に炎症が生じてしまったりすることもあるのです。美しい肌を手に入れるどころか、逆に肌トラブルを起こしてしまうこともあります。このような自己処理では防ぎにくい肌トラブルを防ぎながら、ムダ毛の処理を行いたいという場合には、プロによって処理してもらう脱毛が適した方法です。しかし、プロによる脱毛でも、ただむやみに施術を受ければよいというわけではありません。効率的な脱毛を行うためには「毛周期」のことを考えて施術を受けることが重要となるのです。そこで、効率的な脱毛のポイントとなる「毛周期」と脱毛の関係について解説します。

脱毛に関係する毛周期とは?

毛は、皮膚から生えたものがずっと伸び続けているわけではありません。体毛の1本1本には、生え変わりのサイクルがあります。このサイクルを「毛周期(もうしゅうき)」と呼び、大きく分けて4つの状態を繰り返しています。具体的には、成長初期、成長期、退行期、休止期の4つの期間が順に繰り返されています。成長期とは、毛が成長する期間です。毛を作り出す毛母細胞が分裂を活発に繰り返すことで毛が生え伸びています。成長期の中でも特に初期の時期が成長初期です。成長初期とは毛が皮膚の下で成長をし始める時期をいいます。そして、成長初期に成長を始めた毛が皮膚の表面に見えてくる頃を成長期、あるいは成長中期から成長後期の時期というのです。毛は必要となる成長を終えると退行期に入ります。退行期になると、毛根の末端にある毛球が小さくなっていき、毛根の中にある毛母細胞の細胞分裂が止まって、毛の成長がストップしてしまうのです。そして、毛球のくぼみにあり、毛母細胞に栄養を届ける役割を持った毛乳頭と、毛母細胞との結びつきが弱まって位置が離れていきます。さらに、毛根が皮膚の内部から押し上げられて毛が抜け落ちやすい状態となってしまうのです。退行期の後に続く休止期には、この抜け落ちやすい状態だった毛が完全に落ちてしまいます。同時に、毛乳頭が完全に休止態勢に入ってしまうのです。脱毛の施術では、生えている毛の毛乳頭にダメージを与えることで、毛が生えないように試みます。このため、毛がなくなっている休止期に施術を行っても効果はありません。反対に、毛が成長し生え伸びている成長期に行うと高い脱毛効果に期待が持てるのです。

箇所による毛周期の違い

脱毛を効果的に行いたい場合、毛周期を知り、成長期に合わせた施術を行うことがポイントです。毛の生え伸びるスピードと毛周期は体の箇所によって異なっています。体毛の毛周期の期間は平均すると2カ月から3カ月くらいです。ただし、毛が生えている箇所によっては毛周期の期間が3カ月から5カ月くらいの場合もあるため、注意が必要となります。個人差はあるものの、たとえばワキ毛の場合であれば、成長期の間に1日に0.3mmくらい伸びることが一般的です。毛周期は4カ月くらいが通常で、退行期や休止期をはさんで再び新しい毛が生え変わるのは4カ月後くらいとなります。また、腕や脚であれば、成長期の成長は1日に0.2mmから0.4mmほどであることが一般的です。成長期のサイクルは3カ月から5カ月くらいとなります。ただし、皮膚の表面面積が広い腕や脚は、生えている場所によっても毛の成長速度が異なることもあるのです。このため、長期的な脱毛処理が必要となるケースもあります。効率的に脱毛を行いたい場合には、脱毛したい箇所ごとに異なる毛周期に応じた、それぞれのベストなタイミングで施術を行うことが一番の方法です。自分が脱毛したいと思っている箇所を考慮した施術計画をしっかりと立てておくことが、効率的な脱毛を行うためには必須なポイントとなります。また、毛の生え変わる期間は脱毛したいと思っている箇所がどこであるかという点だけによって変わるものではありません。どこの箇所であるかという点以外に、もともと本人が持つ毛質や、毛量といったものによっても個人差が生じることがあるということを知っておく必要もあります。

毛周期を考えた脱毛期間の目安

脱毛は毛が生えているところにダメージを与える施術であるため、毛が生え揃っている状態で施術を受けることが基本となります。また、毛周期を考慮した上で脱毛を行う場合、クリニックの場合であれば1カ月半から2カ月ごとの間隔で施術を受けることが一般的です。万全に毛が生え揃っている状態で脱毛を行ったと思っても、一度で完全にすべての毛にダメージを与えることはできません。一般的には、1回の施術でダメージを与えて処理することができる毛の量は全体の2割程度であるとされています。体に生えている毛は1本1本それぞれが異なった周期をしています。そして、異なったサイクルで生えたり抜けたりしている毛のうち、実際に目で見て生えていると確認できる毛は成長期と退行期の毛だけです。成長期と退行期の見える毛すべてに脱毛処理を行っても、皮膚の内部では休止期の毛が新たに生えることを待ち潜んでいることもあります。このため、皮膚の下に潜んでいる毛が伸びてくるのを待ち、成長したところでダメージを与えて脱毛処理を行うということを何度か繰り返さなければすべての毛に対してダメージを与えることはできないのです。2カ月から3ヶ月くらいの間隔で何度も毛乳頭にダメージを与えていくと、毛母細胞なども弱まっていきます。そして、毛が皮膚の表面から出るほどの長さまで伸びるのに時間がかかるようになり、毛周期がだんだんと長くなっていくのです。個人差はあるものの、定期的な施術間隔を維持しながら5回程度の施術を受けると半永久的な脱毛処理ができる可能性が高くなるとされています。

脱毛を早く済ませたい場合はどうすればいい?

脱毛は原則、毛周期に合わせて長期的視野で行わなければいけないものです。しかし、中には、どうにかして少しでも早く脱毛を終わらせたいと考えている人もいることでしょう。そのような人には、スピードプランを取り入れている脱毛クリニックで施術を受けるという方法もあります。初回の脱毛から、すべての脱毛を終わらせるまでにかかるトータルの期間を最大限に短縮させて施術を受けることができるプランです。たとえば、通常であれば脱毛を受ける間隔が3カ月に1回の間隔で脱毛を行う予定である人が、2カ月に1回の間隔に縮めることができるようになります。5回の施術を受ける場合であれば、脱毛を行う間隔を縮めることで、希望する脱毛の完了までの期間を15カ月から10カ月へと減らすことが可能となるのです。ただし、スピードプランを利用する場合には注意が必要となります。脱毛の施術を受ける間隔を縮めることだけしか考えずに毛周期を無視した施術計画を立ててしまうと、脱毛の効果が思うように得られないこともあるからです。効果が得られなければ、結局は予定よりも数を重ねて施術を受けることが必要となってしまい、時間も費用も当初よりオーバーしてしまう可能性もあります。効率的に、なおかつスピーディに脱毛を済ませたいという場合には、個人差や脱毛箇所を考慮した上で個々に合った施術のプランニングをしてくれるクリニックを上手に選ぶことが大切なポイントとなるのです。

毛周期に合わせて高い脱毛効果を得よう

脱毛の効果を高めたいなら、毛周期についてきちんと考えながら医療脱毛をすることがおすすめの方法となります。医療脱毛は医師のいるクリニックなどで行われています。そして、医師のいるクリニックではレーザー出力の高い脱毛機を使用することが可能となっているのです。強力な照射パワーのあるレーザー治療を行うことによって1回の施術で、より高い効果が期待できるようになります。そして、1回の施術で与える毛に対するダメージが強い分、脱毛効果が出るまでの時間を縮めやすくもなるのです。また、医師が常駐しているため、もしも施術時や施術後に体にトラブルが生じた場合でも、適切な対応をしてもらうこともできます。このようなことから、できる限り安心できる環境で、効率的に高い効果が期待できる脱毛を行いたい場合には、医療脱毛が適した方法となるのです。

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