効果はどれくらいで出る?脱毛後に毛が抜ける仕組みとケアのポイントを紹介
2020.08.28
目次 そうして、2週間をかけて少しずつ毛根から抜け落ちていくのです。よって、一度光を当てた後すぐにツルツルにならなくても「施術失敗したのかな?」と心配する必要はありません。 脱毛には、時折「ポップアップ現象」と呼ばれるものが起こります。これは、照射した光の熱に反応して瞬間的に毛が抜ける現象のことで、縮れた毛が飛び出してくる(ポップアップ)ことから、このように呼ばれています。基本的に、脱毛は光を毛根に直接照射してダメージを与え、発毛のサイクルを意図的に乱すことで毛が抜け落ちるというメカニズムを利用しています。しかし、その中でまれにポップアップ現象のような毛の抜け方をする場合もあるのです。主に、ヒゲ・脇・Vラインなどの太くて濃い毛によく起こります。毛根が毛乳頭から剥がれるため、毛穴から飛び出しているように見えます。 照射後の肌の様子がほかの箇所と異なるため、一見失敗したかのように不安に思えるかもしれません。しかし、ポップアップ現象により毛根とともに毛が抜けたということは、根本からしっかり脱毛できている証拠なので心配する必要はないのです。 ポップアップ現象はいつでも起こるわけではなくタイミングがあります。主に、施術後すぐと、3~14日後の2回のタイミングに分けられると考えてよいでしょう。まず、施術後すぐに起こるポップアップ現象では、照射の後ジェルを拭き取る際に、熱によって縮れた状態の毛がポロポロと抜けていくのが確認できます。もっとも、施術後すぐにポップアップ現象が見られることはそれほど多くはなく、むしろ数日~2週間ほど経ってからのほうが多いです。一般的には、光を照射後数日から2週間程度かけて毛が抜けていきます。 毛が抜ける時期にばらつきがあるのは、肌の新陳代謝のペースが人によって、または時期によってさまざまであるためです。したがって、施術後すぐに毛が抜け落ちなかったからといって、効果がなかったと焦る必要はないでしょう。 退行期や休止期にあたる毛に関しては、いくら施術してもほとんど脱毛の効果はありません。また、伸びている毛がすべて成長期の毛というわけではないということにも注意が必要です。皮膚の上で伸びている毛のなかで、成長期にあたる毛は全体の3分の1程度しかありません。以上のことから、施術の効果を最大限に出すためには、脱毛したい範囲の毛がすべて成長期に入るのを待ってから、あらためてきちんと光を照射する必要があります。このような理由から、脱毛の施術は1回で完了することができないのです。 この点において、アリシアクリニックの脱毛機は一般的な毛周期とは作用機序が異なっています。アリシアクリニックで使用している「ソプラノチタニウム」は、3波長を同時に照射することで、さまざまな深さや太さの毛にアプローチし、効果的に脱毛することが可能です。 脱毛後は、アフターケアをきちんとすることで肌の状態を良好に保つことが大切です。そこで、脱毛後のケアについて、どのような点に気をつければよいかなどのポイントを紹介します。 光やレーザーが照射された後の肌は、とても乾燥しやすい状態です。施術後はしっかりと保湿ケアをしましょう。肌が乾燥していると、赤みが出やすくなったり紫外線などのダメージを受けやすくなったりして、肌のキメが失われてしまいます。また、肌が外部からの刺激から自らを守ろうとして角質層が厚くなり、ターンオーバーの周期も乱れます。そうなると、毛の成長期もズレてしまうため、光の効力が毛根の奥まで届きません。せっかく照射した光の効果が半減してしまうでしょう。 一方で、しっかりと保湿された肌はキメが細かくターンオーバーも正常なので、照射された光が肌の奥までしっかり届きやすく、脱毛の効果が表れやすいです。また、保湿により肌に水分が豊富に含まれていれば、乾燥によるかゆみや赤みなどの肌トラブルも軽減できます。脱毛の際に保湿ケアをサボったままでいると、照射の熱によりどんどん水分が奪われて肌にうるおいが無くなってしまいます。せっかく施術を受けても、ケアを怠ったせいでなかなか効果が出なかったり、肌が荒れたりしては元も子もありません。したがって、施術の際は保湿ケアを忘れないようにすることが大切です。 脱毛の施術後、思うように毛が抜けないからといって、焦って自己処理で毛を抜くのは避けましょう。毛抜きで直接毛根から体毛を抜いたりワックスを使った自己処理をしたりすると、毛周期のサイクルが狂ってしまうため、せっかく施術をしても十分な効果が得られなくなってしまいます。また、毛穴に大きな負担がかかり、肌荒れなどのトラブルが起こる可能性が高くなります。 したがって、施術後に思うように毛が抜けなくても、焦って毛抜きやワックスに頼るのは避けるのが無難です。それでも自己処理をしたい場合は、カミソリや電気シェーバーを使うほうが肌への負担を少なくできます。もっとも、その際も肌への保湿をしっかりと行うようにしましょう。 脱毛の施術を受けても、なかなか効果が出ないと感じる人もいるかもしれません。そこで、施術後の効果が得られない原因について紹介します。 照射漏れとは、光やレーザーを照射する際に、成長期の毛であっても上手く光が毛根部に当てられないことを言います。脱毛の施術では、できる限り確実に照射して脱毛するように範囲を決めながら照射していきますが、細かい毛根が密集しているためどうしても照射漏れが発生してしまうのです。もっとも、これは照射するスタッフの技量に左右される部分もあります。 施術の際に光の出力が弱い場合、脱毛の効果がなかなか表れない原因になってしまいます。サロンやクリニックでは、最初から強い出力で照射するということはありません。いきなり強い光やレーザーを照射してしまうと、人によっては肌が荒れてしまうため、実際はその人の肌の状態を見ながら少しずつ光の出力を調整していくのです。特に、初めて脱毛する人の場合は、かなり弱めの出力で照射することが多いので、思うように毛が抜けないと感じることがあるかもしれません。 しかし、初めのうちだけでなく何度施術を受けても効果が感じられないという場合は、光の出力が弱すぎるまま施術回数を重ねている可能性があります。気になるようであれば、通っているサロンやクリニックに相談してみることが大切です。光が弱すぎることが判明すれば、その人の肌質に合わせて少しずつ調整しながら出力を上げていき、ベストなレベルの出力で施術してもらえるでしょう。脱毛はすぐに効果が出るものではない!
脱毛とは、ムダ毛の毛根部に専用の光やレーザーを照射し、脱毛を促進させる施術です。メラニン色素によって黒くなっている部分に光が反応し、毛根部の組織に光が照射される仕組みになっています。しかし、光を当てられたムダ毛はすぐに抜けるというものではありません。抜け始めるまでに、およそ2週間の期間がかかるのです。具体的なプロセスとしては、まず光の照射でダメージを受けた毛根が日に日に弱まり、毛根から生えている毛を支えられなくなります。ポップアップ現象とは?
ポップアップ現象はいつ起こる?
脱毛と毛周期の関係
サロンやクリニックでの施術で効率よく脱毛するためには、自身の毛の成長サイクルを把握しておくことが大切です。毛の成長サイクルは「毛周期」と呼ばれ、大きく分けて「成長期」「退行期」「休止期」があります。成長期とは、毛母細胞が皮下で分裂・増殖を繰り返しどんどん毛が成長する時期のことです。成長期が終わり休止期に移行するまでの期間が退行期となります。毛根が退化し、毛の成長が止まるのが休止期です。脱毛の施術においては、成長期にある毛を狙って光を照射していきます。一部、退行期の毛に効果がある場合もありますが、脱毛の効果はほぼ成長期にある毛にのみ現れることを覚えておきましょう。脱毛後のケアのポイント
保湿をしっかりと
毛抜きの自己処理はNG!
効果が得られない原因は?
照射漏れ
出力が弱い
アリシアクリニックなら質の高い脱毛が可能!
脱毛後に毛が抜けるメカニズムや、脱毛後のケア方法について紹介してきました。大切なのは、脱毛後すぐに効果が出ないからといって焦ってはいけないということです。しっかりと肌のケアをしつつ、ゆっくりと経過を見守りましょう。もし、それでもなかなか効果が出ない場合は、サロンやクリニックに相談することが大切です。アリシアクリニックでは、患者さんの要望や相談に親身に耳を傾けながら、質の高い施術を提供してくれます。