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暑い季節になり肌の露出が増えていくと、脚や腕などのムダ毛が気になるところです。ツルツルできれいな肌を手に入れたいと考える女性は多いでしょう。ムダ毛処理には正しい手順があります。また、脱毛においても事前のムダ毛処理はとても大切です。この記事では、ムダ毛処理の方法や脱毛との関係などについて解説をしていきます。

毛の仕組み


「ムダ毛」という表現をされてはいるものの、そもそも体には細かい毛が大量に生えているのが普通です。およそ100万~150万本の体毛で体は埋め尽くされています。このうち、肌から毛が露出している箇所を「毛幹」と呼びます。皮膚の内側に埋まっている領域が「毛根」で、毛を抜いたときに丸くなっている先が毛球です。毛球の先は皮膚の内側で毛母細胞と結ばれています。そこから栄養を取り入れ、体毛はどんどん伸びていく構造となっているのです。

毛が伸びていくとき、そこには3つのサイクルがあります。まず、毛が順調に伸びていく期間を「成長期」と呼びます。次に、毛が抜けたままの状態を保っているのが「退行期」です。そして、次の成長期まで活動を休止している間が「休止期」です。毛はこの3つのサイクルを繰り返しながら、一定の量を保って生え続けています。

脱毛前の自己処理が必要な理由

サロンやクリニックで脱毛を行う場合、1~2日前までに「自己処理をしてきてください」と指示されます。すなわち、脱毛する箇所の毛を自分できれいにしてくる作業です。その理由はいくつかあるものの、最も大きいのは「施術のやりやすさ」に関係するからです。光やレーザーによる脱毛では、メラニン色素に反応して毛根を破壊していきます。そのため、長い毛が多いとメラニン色素の面積が広くなり、照射が分散してしまうのです。また、ムダ毛が多いと光やレーザーの熱は毛根まで浸透せず、脱毛効果が弱まってしまいます。その結果、脱毛に通う回数が増えて完了までの時間がかかります。

ムダ毛が処理されないまま脱毛を行っても、デメリットばかり生まれてしまいます。そのため、自己処理を忘れた女性に対し、サロンやクリニックは施術を断ることも珍しくありません。剃り残しを避けるようにして施術してくれたとしても、本来の効果は得られなくなってしまいます。いずれにせよ女性側の不利益になるので、自己処理を指示されたらしっかり行いましょう。

正しいムダ毛処理の方法


ムダ毛を自己処理するときは、正しい手順や注意点を守るようにしましょう。以下、事前処理の適切なプロセスを解説していきます。

方法

自己処理に用いる道具としては、カミソリや毛抜きなどが一般的です。いずれも安価で手に入るうえ、使い方も簡単です。ただ、脱毛の事前処理に最も適しているのは電気シェーバーです。なぜなら、ほかの方法に比べて肌をいたわりながら脱毛箇所の体毛をきれいにできる方法だからです。

毛を抜く道具を使うと、皮膚や毛根にダメージを残してしまいます。そのまま光やレーザーで照射されると肌荒れの原因になってしまいます。肌トラブルが起これば施術のペースも遅くなるため、結果的に非効率的な方法となりかねません。毛抜きのほか、大量に体毛を引き抜くためのワックスも事前処理には不向きです。また、カミソリも毛と一緒に皮膚の表面を傷つけるため、脱毛効果に影響する可能性があります。電気シェーバーなら皮膚を傷つけずに毛だけを処理できるので、ダメージのないまま脱毛に臨めます。

時期

施術の当日に毛が2~3ミリほど生えてきている状態が理想です。なぜなら、メラニン色素がほどよく表れている肌ほど、光やレーザーの照射率は高まるからです。当日になって急いで自己処理をしてしまうと毛がまったく残らない肌になってしまい、かえって脱毛の効率は落ちてしまいます。毛の生えるスピードには個人差があるものの、多くのサロンやクリニックでは「前日に自己処理を行うように」と伝えています。

ただし、自己処理によって肌が傷ついてしまう可能性もゼロではありません。そのまま脱毛を施されると肌のコンディションが悪化するだけでなく、効果にも支障をきたします。そうならないよう、自己処理を行ったら当日までしっかりと保湿をしましょう。乳液や化粧水を使って潤いを閉じ込めたうえで、サウナなど肌への刺激がある場所を避けるようにします。そして、肌のダメージを回復させたうえで脱毛をしてもらうことが肝心です。

部位

脱毛の箇所によっては自己処理が難しい場合もあります。たとえば、背中の毛などは鏡を使っても見にくいので、自力でできない人も少なくありません。そのため、サロンやクリニックによっては自己処理を手伝ってくれます。ただし、vioラインはデリケートな箇所なので、ある程度は自分で終わらせておかなくてはなりません。主な方法としては、新聞紙を床に敷いてから眉毛用などの小さなハサミを使っていきます。そして、新聞紙の上でvioラインのムダ毛を処理していきましょう。電気シェーバーも併用すれば毛の仕上がりがさらに短くなります。

vラインは特に自己処理が複雑で、2~3回の全剃りを経てから、希望するデザインに合わせていきます。あるいは、まるまる脱毛してしまうハイジニーナにするのかを選びましょう。iラインは粘膜を傷つけないよう、丁寧に処理を行うのがコツです。ただし、oラインは自分で見にくい箇所なので、サロンやクリニック側が請け負ってくれることが一般的です。

正しいムダ毛処理

ムダ毛処理についても正しい手順はある程度定まっています。ただ、どの方法を選ぶかによって剃毛の手順は異なるため注意しましょう。この段落では、ムダ毛処理を方法別に説明します。

抜く

ムダ毛を抜く方法はさまざまです。電気脱毛器を使うのであれば、ヘッド部分を肌にくっつけてムダ毛を引き抜いていきましょう。一方、痛みをともなうものの脱毛テープで行う方法もあります。その場合、処理したい箇所の毛の流れを調整します。そして、空気が入らないようにテープを貼りつけ、やや時間を置いてから毛の流れと逆の方向に思い切って剥がしましょう。上手くいけば、一度に大量のムダ毛を処理できます。

ワックスを使って抜く方法も広まっています。処理したい箇所のムダ毛を5ミリ程度に切ったうえで、ワックスをまんべんなく塗るのが基本です。そうやってしばらく経つとワックスが固まるので、毛の流れと逆方向に脱毛します。ただし、抜く方法は、毛が根元から抜けるかわりに肌へのダメージが少なくありません。皮膚が腫れたりかゆくなったりするようなら、冷却するなどのアフターケアを徹底することが肝心です。

剃る

ムダ毛処理のなかでもよく知られている手段が剃る方法です。まずは入浴して、肌を清潔にするのがポイントです。角質とムダ毛に水分を与えることで柔らかくなり、自己処理がしやすくなります。さらに、濡れタオルを電子レンジで30秒ほど熱し、該当箇所に乗せておきましょう。30秒ほどすれば毛穴が開いてムダ毛がさらにやわらかくなります。そのうえで、シェービング剤を塗っていきます。そのとき、剃る箇所のムダ毛の生え方をチェックしましょう。剃るときは肌がピンとなるように手を添え、やさしく毛の流れと逆方向にカミソリを動かします。

ムダ毛処理では、膝回り、脇、関節回りなどを見落としやすいので念入りに剃っていきます。一通り剃り終わったら、シェービング剤をすすいでタオルできれいに拭き取りましょう。刃物でダメージを受けた肌をローションでしっかり保湿して完了です。

ムダ毛処理の注意点


まず「毛細血管を傷つけないこと」です。毛根につながる毛細血管は繊細な器官であり、上手く脱毛したように思えてもダメージを受けていることが珍しくありません。炎症が起こると深刻化する可能性もあるため、ムダ毛処理はあくまでも丁寧に行っていきます。次に「埋没毛」にも気をつけましょう。毛を抜いたとき、毛根に引っ張られて横を向くと毛先が皮膚に埋もれてしまいます。こうなると処理しにくいので、抜く際には慎重になることが大事です。

カミソリやシェーバーを使うときは「スキンケアを怠らない」ようにします。乾燥した肌のまま処理をすると肌表面を傷つけかねません。シェービングクリームやワセリンは有効活用したいところです。そして「回数を考える」ことも重要です。ムダ毛処理を毎日行っていると肌へのダメージが蓄積されてきます。また、色素沈着などのトラブルも起こるので、2週間に1度を目安にしましょう。女性の場合は、生理前後で皮膚が敏感になっている時期も避けるのが無難です。

専門家と相談しながら効率よく脱毛を進めよう

脱毛に際し、ムダ毛処理は必須のプロセスです。ただし、肌を傷つけるおそれもあるので、クリニックやサロンの専門家の指示を守って行いましょう。自己処理の場合は、なおさら慎重にアフターケアなども徹底することが大切です。肌のコンディションを万全に保って脱毛に臨めば効率的に施術を受けられます。予定を遅らせることなく美しい肌に近づけるでしょう。

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