Oラインとはどんなもの?特徴や脱毛方法を徹底解説
2018.08.10
VラインやIライン、デリケートゾーンといった言葉は聞いたことがあっても、oラインは聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。Oラインは、美意識の高い女性であれば絶対に知っておきたい用語です。
そこで今回は、Oラインとはどんなものなのか、VラインとIラインの違いなどについて解説していきます。
さらに、クリニックやサロンではどのような脱毛手段を受けることができるのか、Oラインを自己処理するときの危険性はどれくらいあるのかをそれぞれわかりやすく紹介します。
Oラインを知っているという人や、Oラインを気にして自己処理しているという人もなかにはいるでしょう。
おすすめの脱毛法についても解説しているので、すでに自己処理している人、これから自己処理しようか悩んでいる人も必見です。
Oラインとは一体?
Oラインとは、肛門周りのことです。肛門周りに毛が生えていることすら知らなかったという人もいるかもしれませんが、残念ながら、多くの人のOラインには確実にムダ毛があります。人によって薄い濃いの差はありますが、自分で触ってみたり鏡で確認してみたりするとどの程度生えているのかがわかるでしょう。
Oラインは、自分では気付きにくい箇所のムダ毛であり、チェックもしづらいです。けれど、彼氏や夫にはOラインにムダ毛があることを知られている可能性があります。剛毛な人の場合、ショーツからはみ出るというトラブルも起こり得るのです。そのため、恥ずかしい思いやトラブルを避けるために、Oラインを脱毛するという女性が増えてきています。
VラインやIラインとの違いは?
デリケートゾーンの脱毛といえば、Vライン、Iライン、Oラインの3つです。では、VラインとIラインは、どの箇所を指すのでしょうか。
まず、Vラインについて説明していきます。Vラインとは、簡単にいえばビキニラインのことです。
ショーツ部分、つまり逆三角形になっている箇所全体をVラインと呼びます。ただ、脱毛の範囲はクリニックやサロンなどで、これよりももっと細かくわかれているのが一般的です。たとえば、上部、下部、太もも付け根の両サイドといった感じです。Vライン脱毛とひとことでいっても、全体を脱毛するのか、部分的に脱毛するのかで料金や時間に差が出てくるのが特徴です。実際に脱毛する際は、脱毛範囲を事前に確認しておくようにしましょう。
Iラインは、大陰唇と小陰唇の周囲のことを指します。
下着をはいたときにクロッチが当たる部分がIラインであり、ほかのラインと比べてもとくにデリケートな箇所になります。Oラインにかけて生えている毛もIラインに含まれている場合がほとんどです。Iラインで脱毛できる箇所は、あくまでも大陰唇と小陰唇の周囲であり、たとえ小陰唇に毛が生えていたとしても粘膜が関わる箇所は脱毛することができません(クリニックによっては粘膜部分も脱毛可能な場合があります)。
これらデリケートゾーン3つをセットにして、VIOラインと呼びます。そして、VIOラインすべての毛を脱毛することをハイジニーナ脱毛といいます。
Oラインの脱毛手段は何があるのか
クリニックやサロンで受けられるOライン脱毛方法には、ニードル脱毛、ワックス脱毛、光脱毛、医療レーザー脱毛の4つの種類があります。
まず、ニードル脱毛についてですが、こちらは針を用いた脱毛法で、産毛などの細かい毛にも効果が高いです。
毛根に直接針を刺して、1秒ほど電気を通し、毛根を弱らせていくのが特徴になります。細かい箇所にまで施術することが可能ですが、1本1本施術しなければならないため、時間がかかるのがデメリットです。さらに、対応していないクリニックの方が多く、施術を受けられるのは一部のクリニックのみです。ニードル脱毛を希望する際は、事前にクリニックに確認しておくと良いでしょう。
ワックス脱毛はサロンでよく行われている方法で、広く認知されている呼び名では、ブラジリアンワックスがこれにあたります。施術は、ワックスをOラインに直接塗って、固まったら剥がすというシンプルな方法です。一度に大量に脱毛できるという点ではメリットが大きいように思えますが、肌への刺激が強いため、敏感肌の人などは肌トラブルのリスクでデメリットの方が強くなってしまいます。肌がデリケートな人や、施術後の肌トラブルが心配という人などは避けた方が無難です。人によっては内出血を起こす可能性もあります。
光脱毛もワックス脱毛同様、サロンで多く利用されている脱毛法になります。Oラインに専用のジェルを塗り、光を照射して脱毛していくというものです。出力が弱く痛みを感じることは少ないですが、その分脱毛効果も半減してしまうのが特徴です。1回で脱毛を終えるケースはほとんどなく、毛の生える周期に合わせて3カ月に1回程度の間隔で施術を受けなければなりません。ムダ毛が気にならなくなるまで繰り返すため、剛毛な人であれば期間と費用はそれなりにかかってしまいます。
医療レーザー脱毛は、クリニックでのみ受けられる脱毛法です。出力の高い医療用のレーザーを照射し効果的に毛を処理していくため、光脱毛よりも施術回数は少なくなります。やや痛みを感じることが多いですが、施術前に麻酔クリームなどを塗って、痛みを緩和する処置を施すのが一般的です。また、施術後の肌トラブルがあったとしても、医師による適切な処置を受けられるので安心です。
Oライン脱毛は、粘膜が近く肌トラブルが起きやすい箇所です。より安心・安全に脱毛できる医療レーザー脱毛を選ぶのがもっとも適切といえます。
Oラインのムダ毛が気になる場合の注意点
Oラインのムダ毛が気になるけれど、サロンやクリニックに行くのは面倒だと感じる人も多いのではないでしょうか。自分で処理した方が手軽と思うかもしれませんが、Oラインの自己処理は極力避けるべきです。なぜなら、Oラインは自分では目視できない箇所であるからです。直接見ることができないですし、無理な体勢をとらなければ手も届きにくく、自分だけでは満足に処理することが難しくなります。
さらに、実際にOラインを自己処理するときには鏡が必須になりますが、鏡越しではうまく処理しづらいですし、最悪の場合肛門周りの粘膜を傷つけてしまう可能性があります。Oラインに傷がついてしまった場合、雑菌が入りやすい箇所であるため、肌トラブルを避けることは難しくなるでしょう。Oラインは、脱毛のなかでもっとも自己処理が危険といわれている箇所です。安易に自己処理を行うことは避けることが大切です。
また、肛門周りは皮膚が入り組んでいて、カミソリをスムーズにすべらせることができません。カミソリの刃を皮膚にうまくあてることが難しいため、誤って皮膚を傷つけてしまう可能性は大いに考えられます。毛抜きやシェーバーなら安心と思うかもしれませんが、oラインを自己処理する場合、片手でお尻の肉を抑えて、もう片方の手で処理していく流れになります。Oラインは処理する行為自体が難しいため、どのアイテムを使ったとしても危険度は高くなってしまうのです。
自己処理することによって、色素沈着を引き起こす可能性もあります。カミソリや毛抜き、シェーバーなどどのアイテムを使うにしても、肌に負担がかかる自己処理を繰り返せば、その分色素沈着は進んでいくものです。色素沈着は通常であればターンオーバーによって改善されますが、自己処理の回数が多かったり皮膚に傷がついたりすると、ターンオーバーが間に合わず症状は悪化します。Oラインをきれいにするために自己処理を行ったのに、処理後にOラインが黒ずんでしまったというトラブルに発展してしまう可能性があるのです。
このように、Oラインの自己処理はさまざまなリスクが潜んでいるため、ムダ毛が気になったとしても自己処理で解決するのは避けるべきです。
Oラインのムダ毛解消には医療脱毛がベスト!
一度気になってしまうと、とことん気になるのがOラインのムダ毛ですが、安易に自己処理に走るのは避けましょう。自己処理するには、傷や色素沈着などリスクが大きすぎる箇所です。カミソリで流血する危険性も考えられるため、自己処理するのが大変な箇所では、医療脱毛を選択するのがベストです。自己処理が難しい箇所だからこそ、プロに任せるのがもっとも適切で安全なのです。
また、自己処理では脱毛することはできないため、定期的に行う必要が出てきます。医療脱毛を行えば頻繁に自己処理する必要がなくなるだけでなく、常に衛生的な状態を保てますし、好きなショーツや水着を周りの目を気にすることなく着用することが可能になります。
Oライン脱毛は、皮膚科の医師も推奨しているほどメリットが大きいものです。安全に施術ができるクリニックの医療脱毛で、oラインの悩みを解消しましょう。