ムダ毛処理方法の総合マニュアル!脱毛手段とタブーな方法 | コラム | 医療レーザー脱毛・美容皮膚科のアリシアクリニック

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多くの女性にとって、ムダ毛の処理は悩みの種になりやすい問題だと言えるでしょう。

特に肌の露出が増える夏場にもなれば、ムダ毛処理を行う頻度も増加します。

そんなムダ毛処理の主なやり方は、自分で処理するか、サロンやクリニックに通って処理してもらうかの2通りです。自己処理は手軽で費用が安く済むのがメリットですが、方法を間違えるとムダ毛が上手く処理できなかったり、肌や毛穴を傷つけてしまったりする恐れがあります。

そのため、正しい処理方法についてしっかりと理解しておく必要があるでしょう。

一方で、サロンやクリニックに通ってプロに処理してもらう場合、高い効果が見込めます。とりわけ医師の監督下で行われる施術であれば、より高い効果と安全性が期待できるでしょう。そこでここでは、脱毛の種類やムダ毛の自己処理方法、サロンやクリニックで実施される脱毛方法などについて詳しく解説していきます。

 


脱毛には3種類あるって知っていた?

脱毛をこまかく分類すると脱毛には「脱毛」と「除毛」と「抑毛」という3種類の方法があります。

「脱毛」とは、ムダ毛を抜くこと、もしくはムダ毛が抜けるように処理することを指します。毛抜きやワックスなどでムダ毛を引き抜くことを脱毛と呼ぶ場合もありますし、サロンやクリニックで行われる減毛や永久脱毛のことを意味する場合もあります。基本的にムダ毛を毛根から取り除くので、処理した箇所からしばらくムダ毛が生えてこないのが特徴です。サロンやクリニックで行われる施術では、特殊な機材を使って毛根を破壊するため、引き抜くよりも高い効果が得られます。脱毛が成功すれば、施術箇所からは半永久的にムダ毛が生えてきません

「除毛」は、肌の表面上に出ているムダ毛を取り除くことを意味します。例えば、カミソリや電気シェーバーなどを用いてムダ毛を剃る行為が除毛に当たります。他にも、除毛クリームなどを使ってムダ毛を処理する方法もあります。簡単で費用が安く、比較的少ない痛みでムダ毛が処理できるのが特徴です。しかし、肌の内側にある毛根部分はそのままなので、すぐにムダ毛が伸びてきてしまうというデメリットがあります。そのため、処理を頻繁に行わなければならず、総合的に見るとあまりコストパフォーマンスはよくありません。また、カミソリや除毛クリームなどによる負担が積み重なることで、肌が傷つきやすい点にも注意が必要です

「抑毛」とは、ムダ毛を細くして目立たなくさせたり、ムダ毛が伸びる速度を遅くさせたりすることを指します。やり方は主にクリームやローションやジェルなどを塗るだけなので、肌への負担が少なくて済みます。うぶ毛対策としても有効で、体毛が薄い人ほど効果的に作用する傾向が見られます。対して、体毛の濃い人や太いムダ毛には効果が出づらい場合があります。あくまでムダ毛を目立たなくさせるための処理なので、まったくムダ毛が生えていない状態を作ることは難しいと言えるでしょう。

自宅でできる自己処理の方法

ムダ毛の処理は、いろいろな道具を利用することで、自宅でも手軽に行うことができます。

脱毛であれば、「毛抜き」や「ワックス」「家庭用脱毛機」などの道具を使うのが一般的です。除毛には、「カミソリ」や「電気シェーバー」「除毛クリーム」などが使われます。

「毛抜き」は、ムダ毛を根元から引き抜くときに使用します。抜いた箇所から、しばらくムダ毛が生えてこないのがメリットです。その反面、痛みが強く手間もかかり、毛穴がダメージを受けやすいなどといったデメリットがあります。

「ワックス」を使った脱毛では、ワックスを肌の表面に塗り、固まったあとに剥がすことでムダ毛を抜き取ります。ムダ毛をまとめて抜くことができるので、毛抜きよりも短時間で処理することが可能です。短いムダ毛は抜けづらく、肌や毛穴へのダメージも大きい点に注意です。処理にかかる費用も、毛抜きよりやや高めになってしまいます。

「家庭用脱毛機」を利用すれば、サロンやクリニックで行う脱毛と同様か、それに近い方式でムダ毛を処理することができます。メーカーや機種によって、脱毛のメカニズムや効果が大きく異なるのが特徴です。自宅でマイペースに脱毛処理ができ、サロンやクリニックに通うよりもコストを低く抑えられるのが最大のメリットだと言えます。ただし、充分な性能を備えていない家庭用脱毛機もあり、思ったような脱毛効果が得られないこともあります。優れた家庭用脱毛機であっても、利用者の技術レベルが低く、使いこなせないといったケースもありえるでしょう。さらに、高い出力を発揮する家庭用脱毛機は、肌や毛穴などにダメージを受ける危険性が高いということを十分に理解しておかなければいけません。

「カミソリ」は、肌の表面上に生えたムダ毛を剃る場合に使います。素早い処理が可能で、コストパフォーマンスが高いのがメリットです。デメリットとしては、剃毛による肌への負担が挙げられます。ムダ毛を剃る際にカミソリの刃が触れるので、どうしても肌にダメージが加わってしまいます。処理後、すぐにムダ毛が伸びてきてしまうのも難点です。

「電気シェーバー」もカミソリと同じく、剃ることでムダ毛を処理します。カミソリに比べて安全性が高く、肌への負担が少なくて済むのが特徴です。しかし、カミソリよりも深剃りしにくいといったデメリットもあります。頻繁に処理を行わなければ、ムダ毛のない状態の肌を維持できないでしょう。本体価格もカミソリより高額になることがほとんどです。

「除毛クリーム」は、薬剤でムダ毛を溶かして処理を行います。塗って放置するだけで除毛ができるので、テレビを観たり本を読んだりしながらの処理が可能です。ただし、ムダ毛を溶かす成分が肌や毛穴の大きな負担となることがあります。処理の頻度が多くなるため、あまりコストパフォーマンスも高くありません。

サロンやクリニックで行う脱毛の方法

サロンやクリニックで行う脱毛方法は、主に「光脱毛」と「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛」の3種類です。

それぞれ脱毛のメカニズムが違い、効果も異なります。

「光脱毛」は、脱毛サロンやエステサロンなどで実施される脱毛方法です。フラッシュライト脱毛とも呼ばれ、IPL(インテンスパルスライト)などの専用機械を使用し、光を照射してムダ毛を処理します。しかし、光脱毛は出力の弱い光しか使用できません。施術の効果も、減毛や不再生脱毛となります。照射される光の出力が低い分、肌への刺激や負担が小さいのが特徴です

「医療レーザー脱毛」は、医療機関やクリニックなどで行われる脱毛方法です。出力の大きい医療用レーザーを用いる性質上、医療従事者でなければ施術を行うことができません。脱毛に使用される主な医療用レーザーは、ダイオードレーザーとアレキサンドライトレーザーとYAGレーザーです。半永久的にムダ毛が生えてこなくなる永久脱毛が期待できるのが最大のメリットです

「ニードル脱毛」は、電気を帯びた針を毛穴に刺し込み、微弱な電流を流してムダ毛を処理する脱毛方法です。サロンとクリニックの両方で施術を受けられますが、絶縁針を使うニードル脱毛は医療機関でのみの施術となります。毛根を焼くことで、永久脱毛が目指せます

やってはいけない脱毛方法って?

ムダ毛を毛抜きやワックスや脱毛テープなどで抜く、ムダ毛を燃やすといった脱毛方法は避けるのが無難です。

毛抜きやワックスや脱毛テープで無理にムダ毛を抜くと、毛穴や肌を傷つけてしまう恐れがあります。その結果、埋没毛や毛のう炎ができたり、色素沈着や出血が起こったりするリスクが高まるでしょう。

一方、ムダ毛を燃やすのは火傷の危険性を伴います。燃やすためには火や熱源を近づけなければいけませんから、当然肌や毛穴に火傷を負うリスクがあります。また、燃え切らなかったムダ毛が、縮れた状態で残ってしまうといった事態にもなりかねません。

安全かつ効果的に脱毛したいなら医療脱毛が最適!

ムダ毛を自己処理する方法はいろいろありますが、効果や安全性、アフターケアなどのことを考えた場合、どのやり方にも何かしらのリスクが潜んでいます。

肌や毛穴を傷つけないようムダ毛を綺麗に処理するには、やはりエステやクリニックなどに通って、プロの施術を受けるのが賢明だと言えるでしょう。特に医療レーザー脱毛は医師の管理のもとで行われますから、安心して施術を受けることが可能です。加えて、医療用レーザーを用いているため高い脱毛効果が見込めますし、永久脱毛も期待できます。

ムダ毛の処理において安全性と効果の高さを重視したいという人は、医療レーザー脱毛を選んでみてはいかがでしょうか。

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