脱毛当日の運動はNG!その理由と運動してもいいタイミングとは | コラム | 医療レーザー脱毛・美容皮膚科のアリシアクリニック

美容皮膚科・医療レーザー脱毛のアリシアクリニック

全身医療脱毛無料カウンセリング 全身医療脱毛無料カウンセリング

脱毛をした当日に運動をするのは基本的に禁止です。脱毛のルールとしては当然のことなのですが、その理由がよくわからない人も少なくはないでしょう。油断して運動をしてしまい、思わぬ肌トラブルを引き起こすのは避けたいところです。本記事では、脱毛後の運動が駄目な理由、運動をはじめてもよいタイミング、赤みやかゆみがでた際の対策などについて解説をしていきます。

脱毛直後の肌

脱毛直後の肌は毛穴や皮膚が痛んでいるので、繊細な扱いが求められます。人によっては肌が火照ったような状態になるケースもあるため、肌の鎮静化が大事です。赤みが引く時期は個人差がありますが、1週間前後が目安となるでしょう。炎症や赤みがひどくなると、1週間以上かかる場合もありますので、この時期に無理は禁物です。肌をいたわることを第一に考え、安静に過ごすようにしましょう。

脱毛当日の運動がNGな理由

この段落では、脱毛当日に運動してはいけない理由を4つのポイントに分けて説明していきます。

肌の赤みや炎症の悪化につながるから

脱毛後の運動が原因で肌の赤みや炎症が発生する可能性は決して低くありません。赤みは顔やデリケートゾーンなど、皮膚が薄い箇所で起きやすい傾向にあります。脱毛直後は体のなかに熱がこもった状態です。その状態で運動を行うとますます体温が上がり、熱を放出しにくくなります。熱を体内にため込んでしまうと赤みや炎症が起こり、ヒリヒリとした痛みが発生するでしょう。通常な状態であれば適度な運動は血行をよくするので体にいいですが、脱毛後はクールダウンが重要です。ジョギングやジムにいくのが習慣になっている人も、しばらくは我慢しましょう。真夏であれば、屋外を長時間歩くような行動もできるだけ控えたほうがよいです。

かゆみの原因になりうるから

脱毛後の運動でよくある症状のひとつにかゆみがあります。これも体の外に熱が放出できないことが原因といえるでしょう。脱毛後は肌が乾燥しており、保護機能が低下しています。保護機能が低下すると、少しの刺激に対しても肌は敏感に反応しがちです。かゆみがどの程度でるかは個人差があります。人によっては、眠れないほど症状がきつくなるケースもあるでしょう。

毛穴に雑菌が繁殖する原因になりうるから

脱毛前後の運動によって、毛穴に雑菌が繁殖するリスクもあります。雑菌は肌トラブルを引き起こすため、注意が必要です。運動が原因というよりは、運動によってかいた汗が問題となります。汗をかいたあと、そのまま放置していると雑菌が繁殖しやすくなるでしょう。脱毛後の毛穴はとてもデリケートな状態ですので、雑菌は天敵です。場合によっては毛嚢炎を引き起こすこともあります。

毛嚢炎になってしまうと、肌に赤いブツブツができたり、うみが出たりします。見た目はニキビに近く、軽い痛みを感じる場合もあるでしょう。できやすい箇所は首の後ろやお尻などです。ぽつんとひとつだけできる程度であればまだよいですが、酷くなると数十箇所に症状が現れます。なかなか治らないような場合は、病院に相談してみてください。

制汗剤の使用が脱毛効果を半減させてしまうから

制汗剤さえあれば、軽い運動ぐらいはできると考える人もいるかもしれませんが、脱毛後の肌に制汗剤はよくありません。制汗剤は毛穴を塞ぎ、汗の分泌を抑えてしまいます。脱毛後のデリケートな肌で毛穴詰まりがおきると、肌トラブルへと繋がる可能性は高くなります。また、制汗剤は肌に刺激のある成分を含んでいますので、炎症や肌荒れを悪化させる要因にもなりかねません。黒ずみになってしまうリスクもあります。

脱毛後だけではなく、脱毛前であっても制汗剤の使用は好ましくありません。制汗剤が邪魔になって、レーザーが毛根まで浸透しにくくなるためです。その結果、脱毛効果が不十分になってしまった事例もあります。制汗剤はスプレー、クリームなどさまざまな種類がありますが、どれを使用しても毛穴を塞ぎます。ものによっては数日間、毛穴に残り続ける強力なものもあるでしょう。脱毛を受けるのであれば、制汗剤の使用は数日前から控えるのが無難です。もし当日に制汗剤を使ってしまったら、石鹸を使いシャワーでしっかりと洗い流すようにしましょう。

普段から制汗剤が欠かせないという人は、濡れタオルや脇汗パッドで汗を小まめに拭くようにしてください。汗は1~2時間経過すると雑菌が繁殖する性質をもっていますので、1時間に1回はふき取ることが大切です。

いつから運動してOK?

脱毛後、いつから運動してもよいのかは、サロンやクリニックの考え方で変わってきます。一般的には前日、当日、翌日は運動を禁止することが多いでしょう。この基準はあくまで目安のため、肌トラブルを確実に予防したいのであれば最低3日間は控えるのがおすすめです。ただし、この3日間を過ぎた段階でも激しい運動はあまりよくありません。散歩やヨガなど、軽めの運動を選ぶようにしてください。脱毛後の肌は敏感ですので、運動で体を動かすことによって衣服と肌がこすれて痛みや赤みを起こす危険があります。

マラソンやプールのような激しい運動は脱毛後から1週間以上は期間を空けるのが望ましいです。特にプールで泳ぐのは体への負担が大きいだけでなく、肌への刺激が大きい塩素がネックとなります。肌がデリケートな状態のときに塩素が肌に付着すると、深刻な肌トラブルを起こしかねません。また、プールは雑菌も多いですので、脱毛後の肌にとってはリスクだらけといえます。

運動以外にも体を温める行為はダメ

脱毛後は運動だけでなく、体を温めたり、血行をよくしたりする行動全般が禁止です。お酒を飲む、サウナにいくなども当分の間は控えなくてはなりません。体温の上昇や血行促進は肌トラブルの元です。これぐらいなら大丈夫、と油断していると病院での診断が必要になるケースも珍しくありません。体が温まるような行動は意識的にしないよう十分に注意してください。

赤みやかゆみが出た時の対処法

運動が駄目だとわかっていても、運動をしてしまう状況はあるでしょう。例えば、部活の試合などは学生にとって、どうしても休めない状況かもしれません。そのようなときに赤みやかゆみなどの肌トラブルが起こってしまったらどうすればよいのでしょうか。対処法について、この段落では説明します。

すぐに冷却する

脱毛後の運動によって肌の赤みやかゆみを感じたら、その箇所をすぐに冷やすようにしましょう。保冷剤や氷を使うのが適しています。保冷剤を使うのであれば、直接ではなく、薄いガーゼを巻くのがよいです。冷たいシャワーで冷やすのも悪くありません。方法はある程度自由でかまいませんので、とにかく冷やすことが大事です。保冷剤や冷たいシャワーを使えない状況であれば、清潔なタオルを濡らし患部に当てるだけでも、効果はあります。肌の赤みやかゆみがあるということは、脱毛により放熱がスムーズにできていない可能性が高いです。患部を冷やすことで肌トラブルの改善が期待できます。

軟膏を塗る

患部を冷却した後は軟膏をぬるのがおすすめです。かゆみや炎症の悪化を抑えたいのであれば、軟膏を塗るのがよいでしょう。クリニックにいくと、ほとんどの場合軟膏が渡されます。脱毛後、すぐに肌トラブルが起きるとは限りませんので、問題がないと思ってもクリニックでもらった軟膏はしばらく保管しておいてください。市販の軟膏は、気軽に使わないほうがよいでしょう。クリニックは肌の状態に合った軟膏を処方していますので、より効果的なのです。

クリニックに連絡する

冷却しても、軟膏を塗っても、肌トラブルの症状が改善されないようであればクリニックやサロンに連絡し相談しましょう。変だなと思ったらすぐに連絡するほうがよいです。自分だけでなんとかしようとしたり、忙しいからといって連絡を怠ったりするのはやめましょう。ただし、施術後に多少の赤みや腫れがでるのは、おかしなことではありません。特に、顔、脇、vioなどは肌が薄い箇所のため、レーザー照射によりいつもと少し違う状態になりやすいのは仕方がないといえます。

徐々にでも症状がおさまり、症状が深刻でなければ、2~3日は様子をみてください。4日以上過ぎても、症状が改善する兆しをみせない場合は気をつけなくてはなりません。日がたつごとに赤みが増してきたり、痛みがきつくなったりしたときは、我慢をしないほうがよいです。症状が悪化してしまうと色素沈着になる可能性も高くなるため、素早い相談が大切になります。医療脱毛のクリニックであれば医師が常駐しているため、安心です。次回も施術をするのであればレーザーの強さを少し弱くしたほうがよいかもしれません。また、炎症を抑える薬を処方してもらうのも有意義です。

肌トラブルのない脱毛を!

脱毛直後に汗をかいたり、血行をよくしたりする行動がNGだということが、本記事を通して理解できたでしょうか。肌トラブルを起こすことなく、安全に脱毛をしたいのであれば、運動をするタイミングはよく考えなくてはなりません。激しい運動はしばらくしないようにしましょう。また、赤みやかゆみがでてしまったときは、無理をせずにクリニックに連絡することも大事です。

一覧へ
無料カウンセリングご予約はこちら