脱毛後になぜブツブツができるの?ブツブツができる原因と対処法を紹介! | コラム | 医療レーザー脱毛・美容皮膚科のアリシアクリニック

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ムダ毛が気になるときの処理方法は、脱毛サロンやクリニックを利用したり自己処理を行ったりするなどさまざまです。しかし、方法に関係なく処理をした後には肌に赤いブツブツができることがあります。誰もができるわけではありませんが、不安を感じる人もいるでしょう。この記事では、ムダ毛処理によってブツブツができてしまうときの原因や対処法などについて解説します。

そもそもブツブツってなに?


そもそも、赤いブツブツとはどのようなものを指すのか、名称や症状などについて確認しておきましょう。肌表面にできる赤いブツブツは「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」と呼ばれるものです。ほかには「毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)」とも呼ばれています。このブツブツは、タンパク質の一種であるケラチンが毛穴に溜まってしまうことで発症します。ケラチンが溜まることで毛穴がふさがれた状態になり、その結果ふくらんでしまうのです。

ブツブツができる箇所はさまざまですが、太ももやお尻、二の腕、さらに頬などにもよく見られます。見た目の色は状態によって異なり、必ずしも赤くなるとは限りません。表面がふくらむだけで、色は特に変化がないケースもあります。毛穴に詰まったケラチンは硬くなっているため、触れると気になる人もいるでしょう。ただし、ひんぱんに触るなど刺激が加わった場合には悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。見た目はよくありませんが、できたときにはなるべく触れないようにしましょう。

ブツブツができやすい人の特徴

ブツブツができやすいのは、男性か女性かでわかれるわけではありません。性別に関係なくできやすい人はいます。年齢別では、年齢を重ねた人にはあまり見られず、多くは10代の思春期から20代です。年齢とともにできにくくなるため、20代といっても後半にさしかかると次第に減少していく傾向があります。ただし個人差があり、加齢とともにブツブツができなくなる人もいれば、なかには年を重ねても症状が収まらない人もいます。

年齢に関係なくブツブツが出てしまう要因のひとつに遺伝が挙げられます。両親のどちらかが同じような症状で悩んでいたという経験があるなら、20代を過ぎてもできる可能性が高いと言えるでしょう。両親には症状が見られなくても、兄弟に出ている人がいればブツブツができやすい遺伝子を持っていると考えることができます。遺伝以外にも、アトピー性皮膚炎などがある人もできやすい傾向があります。

ブツブツができる原因


では、次にブツブツができてしまう具体的な原因について説明していきます。

カミソリや毛抜きで処理をした

肌にブツブツができてしまう原因のひとつに、ムダ毛の処理があります。ここで誤解してはいけないのは、ムダ毛を処理すること自体が問題になるということではありません。処理の方法や処理をした後の処置が適切でないときに、ブツブツができてしまう原因になりやすいということです。たとえば、カミソリでの剃毛や毛抜きでムダ毛を抜くなどの処理を自分で行ったときには「毛嚢炎(もうのうえん)」のきっかけを作りやすくなります。

「毛嚢炎」とは、毛根を包んでいる毛包が炎症を起こす状態のことで、ブドウ球菌が主な原因です。毛包に傷をつけたときにブドウ球菌が入りやすくなり、炎症を起こすきっかけを作りやすいので注意しましょう。「毛嚢炎」になってもかゆみや痛みといった症状は特にありません。ただ、毛穴部分がふくらみを持つことでブツブツとした状態になります。脱毛サロンやクリニックで脱毛した後も一時的に皮膚が赤くなることはあります。しかし、通常は一時的なものです。脱毛サロンやクリニックで施術した後にいつまでも赤みが引かず、さらにブツブツがあるというときには自分で間違った処理をしていないか考えてみましょう。

ムダ毛が気になっても、カミソリや毛抜きは使いすぎないことが大切です。また、カミソリや毛抜きで処理をした後はそのまま放置せず、保湿をきちんと行うことも忘れてはいけません。また「毛嚢炎」は見た目がニキビに似ているため、なかには間違えてしまう人もいます。しかし、ニキビ治療薬を塗っても改善が見られず、カミソリや毛抜きでのムダ毛を処理しているなら「毛嚢炎」の可能性が高いと言えます。

敏感肌

もともと敏感肌の人は、脱毛をした後に皮膚表面が赤くなることが多く、ブツブツができやすい傾向があります。そのため、普段から肌が敏感なことで悩んでいる人は、脱毛をするべきか迷うこともあるでしょう。敏感肌の人は、通常の人と比べて肌が全体的に弱く、刺激を受けると過敏に反応しやすいものです。ダメージを受けやすいぶん、脱毛後はブツブツができるリスクは高まります。

ただし、だからといって敏感肌の人は脱毛ができないということではありません。むしろ、自分で処理をすることで肌を傷めてしまうことも心配されます。敏感肌の人は、脱毛サロンやクリニックで適切な処理を受けるほうがいいでしょう。肌の状態をしっかりチェックし、できる限り負担を軽減しながら脱毛することができるからです。脱毛サロンやクリニックでは、必ず事前にカウンセリングを行います。その際、敏感肌であることはもちろん、普段どのようなトラブルで悩んでいるかについてきちんと伝えることが大切です。また、脱毛をした後は自分で勝手に判断した処理をせず、カウンセラーの話に耳を傾けましょう。

ブツブツができた時の対処方法

脱毛の後で肌に赤いブツブツができたときには、まず保湿を行います。脱毛した後の肌は乾燥を抑えることが欠かせないポイントです。保湿クリームや薬などを適度に塗って肌が乾燥しないように注意しましょう。自分で保湿をしてみて症状が落ち着くようであれば、あまり心配をする必要はありません。ただし、症状が治らないときや気になるときには脱毛サロンやクリニックに相談したほうが賢明です。なかなか改善が見られないのに自己判断で処置をしようとすれば、かえって悪化させてしまうかもしれません。

脱毛サロンやクリニックに相談した場合、症状に合わせて治療を進めていくことになります。どのような治療を行うかは脱毛サロンやクリニックによっても異なりますが、鎮静化を優先した治療を行います。通常は、ステロイド配合薬や抗菌薬、または抗真菌薬などを塗布する処置が一般的です。普段から肌が弱い人や、脱毛に慣れていない人はブツブツができると慌ててしまうかもしれません。しかし、これまで説明してきたようにブツブツができる原因はさまざまですし、脱毛によってできてしまうこともあります。とはいえ、脱毛によってできてしまっても脱毛サロンやクリニックに相談すれば適切に対処してもらえるので安心できます。

ブツブツの予防方法

個人差はありますが、脱毛した後に適切な対処をしておくことでブツブツができることを抑えることは可能です。脱毛施術をした後の肌はまだ敏感で、刺激に対して非常に弱い状態になっています。強い日差しを浴びたときのようにほてることもあるため、入浴はなるべく控えるようにしましょう。しかし、だからといって不衛生にしてはいけません。肌表面を清潔に保つよう、汗をかいたときにはそのまま放置せず、丁寧に拭き取るなどの処置を行います。そして、できるだけ肌に刺激を与えないよう、清潔で肌触りのよい服を着ることも大切です。

女性の場合、ホルモンバランスによって肌の状態も左右されます。脱毛をするときは、生理前よりも生理が終わって1週間程度経過したときが適切なタイミングです。生理前はホルモンバランスが不安定な状態になっていますが、生理後は安定しやすいため肌への刺激を抑えることができます。また、生活習慣や食生活などが乱れているときもブツブツはできやすくなります。そのため、気になる人は自分の生活習慣について見直しておきましょう。

さらに、睡眠をしっかりとることも重要です。できるだけ3食きちんと食べるようにして、栄養バランスも心がけることが重要と言えます。決して無理なダイエットなどをせず、健康的な生活サイクルを送るようにしましょう。もちろん、適切に運動を取り入れることも大切です。そして、施術後の過ごし方については、脱毛サロンやクリニックのアドバイスをしっかり守ることも忘れてはいけません。プロは脱毛後の肌にトラブルが起こらないように考えながら施術を行います。自分勝手な判断はせず、気になることはカウセリングで必ず相談し、指示に従うことがブツブツの予防につながります。

ブツブツの原因は脱毛だけではない


個人差はありますが、脱毛によって肌にブツブツができることもあります。しかし、必ずしも原因は脱毛ばかりとは言えません。脱毛そのものが原因になるというより、ほかに要因がないかどうか考えてみましょう。脱毛をした後はできるだけ肌を清潔にするよう心がけ、保湿をきちんと行うなど適切なケアをしっかり行うことが大切です。

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