脚脱毛に必要な回数は何回?脱毛箇所や脱毛方法による影響
2019.03.07
脱毛というのは、基本的に施術を完了するのに時間がかかります。脱毛クリニックで行われる医療レーザー脱毛は、毛根に特殊なレーザーを照射することで脱毛を促すという方法です。レーザーを照射された毛根は細胞が死滅し、それによって毛が再生することを防ぎます。しかし、1度の照射では細胞を完全に破壊することはできません。レーザー照射でダメージを与えられる毛根は成長期にあるものだけです。成長期にない毛根はレーザーを照射してもダメージを受けないので、すべての毛根組織を満遍なく破壊するためには、毛根の成長周期に合わせて複数回レーザーを照射する必要があります。加えて、毛根の成長周期は身体の箇所によってそれぞれ異なります。そのため、箇所ごとに脱毛の効果を実感できる回数も変わってくるのです。 6~8回というのは、あくまで効果を実感できるまでの回数の目安です。この段階では、まだ完全に脱毛ができたといえる状態ではありません。ムダ毛の処理が必要ないまでの状態になるには、9~12回ほどの施術が必要になってくるでしょう。10回ほど脱毛の施術を受ければ、毛母細胞がほとんど破壊されて、新しく毛が生え変わってくることもなくなってきます。ただ、やはり脱毛完了の回数にも個人差があります。そのため、人によっては平均以上施術を多く受けなければいけないこともあります。また、ほとんど自己処理が必要なくなったように見えても、再び毛が生えてくることも可能性としてはあり得ます。その場合は、様子を見て再度施術を受ける必要があるでしょう。 脚脱毛は脇などと違って範囲が広い箇所です。そのため、脚脱毛を行う際は、基本的に膝下・膝上・両方に分けて施術を行います。それぞれの箇所は、毛の成長周期や濃さも変わってきます。したがって、どの箇所を脱毛するのかによって、施術に必要な回数にも差が出てきてしまいます。脱毛を受ける箇所によっては、目安となる回数よりも多めに施術を受けなければいけないこともあります。たとえば、膝上だけの脱毛をするのと、膝上と膝下両方の脱毛をするのでは回数や期間も大きく変わってきます。膝下と膝上では毛の成長周期が違います。脱毛をするためには、毛の成長周期を見極めたうえで施術をしなければなりません。それぞれの成長周期に合わせながら施術を受けなければいけないため、膝上だけを脱毛する場合に比べて、両方の脱毛をするとなると回数も増えてしまうというわけです。 施術の回数は脱毛の方法によっても変わってきます。特殊な光線を照射することによって脱毛を促す方式は、主に2種類に分類することができます。すなわち、光脱毛と医療脱毛です。光脱毛は主に脱毛サロンで採用されている脱毛方式です。これに対して、主に医療脱毛は脱毛クリニックで実施されています。光脱毛と医療脱毛の大きな違いは、照射する光線の出力の大きさです。医療行為である医療脱毛は、より高い出力を出すことができるレーザーを施術に用います。一方、医療行為ではない光脱毛は、高出力のレーザーを使うことはできず、出力の弱い光での施術が基本です。こうした出力の違いは、脱毛の効果に顕著な違いをもたらします。高い出力での施術が可能な医療脱毛は、毛根を破壊する力もより強力であるため、脱毛の効果が現れやすい脱毛方式といわれています。これに対して、光脱毛は効果に満足できるようになるまで時間がかかります。 脱毛の施術を受けるにあたっては、より少ない回数で脱毛を完了できた方がお得です。医療脱毛は一般的に光脱毛よりも料金が高額です。しかし、施術の回数を少なくすることができれば、料金を節約することにもつながります。光脱毛の場合は、料金が安い一方、回数も多くなりがちです。脱毛の効果には個人差がありますから、もし脱毛を完了するまでに回数がかかりすぎると、追加料金で余計な出費を強いられてしまうことも考えられます。また、光脱毛は脱毛の効果も弱いため、回数が長めにかかりがちです。1回の施術は安くて済むかもしれませんが、長い目で見ると医療脱毛の方が安上がりで済むともいえるのです。なるべく早く脱毛効果を実感したい方は、より高い効果が期待できる医療脱毛が特におすすめでしょう。脚脱毛で効果を感じる回数
脚脱毛の場合、施術を6~8回ほど受けると脱毛の効果を実感できる場合が多いようです。6~8回ほど施術を受けていると、毛母細胞の働きも徐々に弱ってきます。組織が破壊された毛根が増えれば、ムダ毛そのものが減ったと感じるようにもなるでしょう。むしろ1回だけの施術で効果を実感することはそこまで多くありません。効果の感じ方は人によって異なる部分も多いので、場合によっては10回近く施術を受けなければ効果を感じられないという人もいます。そのため、1回の施術で効果を実感できなかったとしても、焦らずに施術を受け続けてみてください。施術の回数が増えるほど効果も感じやすくなるので、まずは気長に待ってみるというのが脱毛を受ける際の心構えになります。脚脱毛の完了にかかる回数は?
ただ、脚脱毛は背中やうなじなど、うぶ毛が多い箇所と比べると、照射の回数が少なくて済む箇所でもあります。もちろん個人差はありますが、ワキなど毛質の太い箇所は約5〜6回、腕など比較的毛が細い箇所は6〜8回程度、顔のようにうぶ毛が多い箇所は10回以上の照射が必要になる場合があります。脱毛箇所による回数の違いに注意する
ただ、施術の回数を少なくするために、本来であれば2カ月に1回の頻度で施術を受けるところを、3カ月に1回というように期間を長めに空ける場合もあります。こうすることによって、1回で照射することができる毛の量が増えるので、施術の回数を少なく脚の脱毛を完了できるともいわれています。脚全体の脱毛を考える際は、回数や期間について施術スタッフと相談することも大切です。施術の回数をできるだけ少なくするためにも、スタッフと相談して最適な通い方を模索してみてください。脱毛サロンと医療脱毛の違い
したがって、脱毛サロンで施術を受けた場合、効果を実感できる回数も増えるということになります。脱毛サロンで効果を実感するには、だいたい10回以上は施術を受ける必要があるでしょう。また、施術の回数が増えるということは、脱毛を完了するまでの期間も長くなってしまうということです。つまり、より施術の回数を少なくするためには、脱毛サロンよりも脱毛クリニックの方が良いということになります。少ない回数で済ませたいなら医療脱毛
また、回数が少なくて済むということは、脱毛期間も短くすることができるということです。より短い期間で脱毛を完了できれば、その後の予定も立てやすくなるでしょう。医療脱毛であれば、だいたい1~1年半で脱毛を完了することができるはずです。次の年の夏に備えて、1年前から脱毛をしておくという計画も立てやすくなり、目標があれば脱毛のモチベーションを上げることにもつながるでしょう。脱毛があまりに長期間にわたれば、途中で面倒になって断念してしまうケースもあります。医療脱毛であれば少ない回数で脱毛が完了できるので、複数箇所に分かれて面倒な脚脱毛でも無理なく施術を受けることができるでしょう。
さらにいえば、脚脱毛は面積が広く、しかも脱毛箇所が複数に分かれるため、脇脱毛などと比べると料金が高くなりがちです。脱毛を受ける際は、最初に回数についての契約をする場合もあります。その際、1回や2回ごとに契約するよりも、5回や6回というまとまった契約をした方が割引になることも少なくありません。回数の目安を参考にして、よりお得に施術が受けられるように工夫してみましょう。