ほくろがあっても脱毛はできるの?おすすめの脱毛方法を紹介! | コラム | 医療レーザー脱毛・美容皮膚科のアリシアクリニック

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脱毛に興味はあるものの、肌にほくろがあって心配だという人も多いのではないでしょうか。ほくろと脱毛効果には深い関係があるため、事前にきちんと対策しないと、やけどなどの肌トラブルを起こす可能性があります。本記事では、脱毛とほくろの関係からおすすめの脱毛方法まで詳しく紹介していきます。ほくろについて正しい知識を身につけて、安全な脱毛を始めましょう。

そもそもほくろとは

ほくろとは、簡単に言うとメラノサイトの集合体です。シミに含まれるメラニン色素を生成するメラノサイトが、高い密度で集まるとほくろになります。見た目はシミと似ていますが、ほくろの場合はシミより色が濃く、サイズも大きい特徴があります。メラニン色素だけの場合はシミのままで、ほくろにはなりません。メラノサイトの一部が集合してしまった場合にのみ、ほくろができます。

一般的なほくろは「母斑細胞母斑」と呼ばれ、体に害はありません。しかし、ほくろのがんとして知られる「悪性悪色腫」には注意が必要です。悪性悪色腫は急激に大きくなり、見た目が左右非対称の形をしているため、通常のほくろと見分けやすい特徴があります。手のひらや足の裏にできるので、早期発見も可能です。

ほくろが出来る原因とは

ほくろができる主な原因は、シミと同じく紫外線です。メラノサイトは紫外線を浴びると活性化し、メラニン色素を作ります。メラニン色素だけであればシミとして残りますが、メラノサイトが集合してしまった場合はほくろになります。紫外線だけでなく、過度な摩擦や加圧を受けた場合も、ほくろが発生します。肌に刺激が加わると、肌を守るためにメラニンが生成されます。そのため、同じ場所に長期間摩擦や加圧を受けると、メラニンの分解が間に合わなくなり、黒ずみやほくろができてしまいます。

また、妊娠中もほくろができやすいので注意が必要です。妊娠中はプロゲステロンと呼ばれる妊娠維持に欠かせないホルモンが増加しますが、このプロゲステロンはメラノサイトを刺激する特徴があるため、妊娠中はほくろができやすくなります。

脱毛の光は黒い色に反応する

脱毛は基本的に、ムダ毛に含まれる黒い色素(メラニン色素)に反応する特殊な光を用いて施術を行います。この特殊な光には毛根を弱らせる効果があり、繰り返し施術を行うことで毛を目立たなくすることができます。脱毛サロンで行っているのは「光脱毛」と呼ばれる脱毛方法です。光脱毛で使用される脱毛器の光には黒い色素に反応する特性があり、黒い体毛に向けて照射することで毛根にダメージを与えます。ダメージを受けた体毛は、時間の経過とともに自然と抜け落ちるようになるため、抑毛の効果を得ることができます。脱毛効果には個人差がありますが、照射後2週間程度で脱毛の効果を実感できるのが一般的です。

クリニックで行われるのは「レーザー脱毛」と呼ばれる脱毛方法で、仕組み自体は光脱毛と似ています。ただし、レーザー脱毛の場合は光脱毛よりも照射パワーの強い脱毛器を使用するため、少ない回数でより高い脱毛効果を期待することができます。レーザー脱毛も光脱毛も、体毛の黒いメラニン色素に反応する光を照射し、毛根にダメージを与えて脱毛するという仕組み自体は同じです。

ほくろの場所を脱毛するとどうなる?

レーザー脱毛も光脱毛も、脱毛器の光やレーザーを照射すると、肌の黒い部分(メラニン色素)に反応してしまいます。ムダ毛だけでなく、ほくろにもメラニン色素が含まれているため、ほくろのある場所に照射すると、脱毛器の光やレーザーはそのメラニン色素にも反応して熱を発します。脱毛器の光やレーザーは熱で体毛にダメージを与えるので、ほくろに照射すると、場合によってはやけどを負うリスクがあります。ほくろが腫れたり、突起したりする可能性もあるため危険です。

基本的に、ほくろのある箇所にレーザー脱毛や光脱毛を行うことはできません。ただし、ほくろの状態によってリスクの度合いも異なってくるため、きちんと対策をすればレーザー脱毛や光脱毛も問題なく行うことができます。特にほくろの色が濃く大きい人は、肌トラブルが起きるリスクも高いので、しっかり対策を行ったうえで脱毛しましょう。

ほくろがあっても脱毛は可能!

ほくろがあっても脱毛することは可能です。クリニックやサロンでは、ほくろがあっても脱毛できるようにさまざまな対策がされているため、ほくろがあるからといって脱毛を諦める必要はありません。ほくろの数が少ない場合や、脱毛したい箇所から離れている場合は、ほくろがある箇所を避けて照射することで脱毛することができます。

ただし、ほくろの数が多い場合や、脱毛したい箇所に近い場合は、ほくろを避けて照射するのが難しくなります。光脱毛やレーザー脱毛は広範囲にライトを当てて脱毛するので、ほくろを完全に避けられない場合もあります。そのような場合は、ほくろのある部分をシールで保護してから脱毛することができます。シールを貼った上から照射すれば、光やレーザーを当ててもほくろに反応しないため、やけどを負う心配はありません。スタッフが施術前にシールを貼ってくれるので、事前準備は不要です。

ほくろが薄い場合や、サイズが小さい場合は、やけどのリスクが低いため、直接照射することも可能です。スタッフがほくろの状態をチェックして、肌トラブルが起きないように出力レベルを下げて照射する場合もあります。ほくろの状態に合わせてスタッフが柔軟に対応してくれるので、過度に心配したり神経質になったりする必要はありません。肌トラブルが起きないように慎重に施術を行ってくれるため、ほくろがある方も安心して脱毛することができます。ほくろについて不安なことがある場合は、カウンセリングを受けるときに相談しておきましょう。

ニードル脱毛という方法もある

ほくろがあっても脱毛できる方法として、ニードル脱毛があります。ニードル脱毛とは、毛穴の一つひとつに針を刺し、電流を流して脱毛する方法です。レーザー脱毛や光脱毛の場合、メラニン色素に反応する光やレーザーを照射してムダ毛にダメージを与えますが、ニードル脱毛の場合は光やレーザーを照射せず、電流によって毛乳頭を破壊していきます。そのため、レーザー脱毛や光脱毛とは脱毛の仕組みが大きく異なります。

ニードル脱毛は、毛を作る細胞を破壊して毛を生えなくさせるので、完全に永久脱毛ができる唯一の方法といわれています。そのため、一度施術した毛穴から再び毛が生えてくることはありません。効果の高い施術ですが、医療脱毛になるので、サロンではニードル脱毛をすることができません。医師や看護師が在籍しているクリニックのみの施術となります。光脱毛やレーザー脱毛とは異なり、ニードル脱毛の場合は施術時にライトを使わないため、肌の色や毛質に関係なく脱毛できるメリットがあります。メラニン色素の有無に関係なく脱毛できるので、ほくろがある箇所や日焼けしている箇所の脱毛、毛の色が薄い産毛や白髪の脱毛も、ニードル脱毛なら可能です。

ただし、ニードル脱毛は毛1本1本を丁寧に脱毛していくため、広範囲を脱毛しようとすると手間と時間がかかります。光脱毛やレーザー脱毛に比べて費用が高額なのもネックです。広範囲を脱毛するより、ピンポイントで脱毛したい場合に適した脱毛方法だといえるでしょう。ほくろのある箇所だけニードル脱毛をし、そのほかの部分は光脱毛やレーザー脱毛で対応すれば、安全かつ綺麗に脱毛することができます。一つの脱毛方法に絞る必要はないので、複数の脱毛方法をうまく使い分けてみましょう。

ほくろに生えている毛は脱毛できる?

ほくろから生える毛に対しては、光脱毛やレーザー脱毛で脱毛することは不可能です。どうしても脱毛したい場合は、ニードル脱毛を選びましょう。ニードル脱毛ならば、毛の色に関係なく脱毛できるため、ほくろに生えている毛でも安全に脱毛することができます。しかし、ニードル脱毛は強い痛みを伴うので、デリケートなほくろに施術すべきかどうかは、慎重な判断が必要です。安全に脱毛するためにも、プロのスタッフに相談したうえで判断しましょう。

ほくろを除去した後であれば、レーザー脱毛で脱毛することも可能です。皮膚科や形成外科などで、ほくろを除去してもらえば、やけどを起こすリスクもなくなり、安全に脱毛を行うことができます。ただし、ほくろ除去直後の赤みが残っている肌には照射することはできません。ほくろの除去を考えている場合は、事前にカウンセリングを受け、医師から適切なアドバイスをもらいましょう。

ほくろがあっても脱毛は可能!

ほくろがあっても脱毛できることをおわかりいただけたでしょうか。脱毛したい箇所にほくろがある場合は、シールなどを貼ってもらってからレーザー脱毛するか、ニードル脱毛をするのがおすすめです。アリシアクリニックでは患者さんの不安や悩みを聞いたうえで対応しているので、ほくろがあっても諦めず、まずは気軽に相談してみてください。

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