黒ずみがあっても脱毛はできる?黒ずみと脱毛の関係・おすすめの脱毛方法 | コラム | 医療レーザー脱毛・美容皮膚科のアリシアクリニック

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きれいな肌を目指して脱毛をしたいけど、黒ずみがあっても大丈夫なのか気になる人は多いのではないでしょうか。脱毛を始めるのが心配なときには、黒ずみと脱毛の関係を知っておくと安心です。この記事では、黒ずみができるさまざまな原因や対処法のような基礎知識を説明していきます。黒ずみがあるときにおすすめの脱毛方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

黒ずみとは?


脱毛したいときに気になる黒ずみは「色素沈着」によりできてしまうので、その関係性について説明していきます。色素沈着は、さまざまな外的刺激から肌を守るために生成される「メラニン色素」が、そのまま残ってしまうために起こるものです。メラニン色素は肌を守るためにできるのですから本当は必要なものですが、排出されないで肌に残ってしまう場合は黒ずみになってしまうのでよくありません。
メラニン色素が排出されない原因としては、定期的な肌の代謝サイクルである「ターンオーバー」が正常に行われないことが挙げられます。ターンオーバーが正常なサイクルで行われるなら、メラニン色素はすべて排出されるのです。しかし、ターンオーバーが乱れるとメラニン色素が排出されにくくなり、肌に残って黒ずみとなってしまいます。

黒ずみができる原因とは

ここでは黒ずみができる原因について紹介します。ターンオーバーが乱れる原因はひとつではないので、わかりやすいように原因ごとに説明していきます。日ごろの生活習慣のなかにも原因があることを知っておきましょう。

肌の摩擦

黒ずみは、日常的にしている肌の摩擦によっても起こります。摩擦によって起こる黒ずみには「摩擦性黒皮症」(まさつせいこくひしょう)という正式名称がつけられています。これは、肌に加えられた刺激から自分の体を守るために起こるものです。肌への摩擦で日常的に行いやすいものとしては、入浴時にタオルやブラシで強くこすることが挙げられます。特に、ナイロン製のタオルでゴシゴシこするなどの強い刺激は、色素沈着の原因になりやすいので気をつけましょう。

また、きつい下着などを着用し、長い時間締めつけていることも原因のひとつと言えます。スポーツを長年にわたって続けている人は、ウェアによって同じ個所が擦れやすいため黒ずんでしまうこともあるのです。体の同じ個所に負担がかかっていないかをチェックしておきたいところです。

ホルモンバランスの乱れ

色素沈着の原因のひとつには、ホルモンバランスの乱れもあると考えられています。ホルモンバランスの乱れや加齢によって肌のターンオーバーが遅れると、黒ずみの原因になってしまうのです。主に女性ホルモンが乱れることで生じるもので、生理や妊娠・出産のときに一時的に肌が黒ずむという女性特有の現象として起こりやすくなります。ホルモンバランスを整えるためには、バランスの良い食事や睡眠、ストレスフリーな環境を心がけるのがよいといわれています。ホルモンバランスの乱れが原因の色素沈着の場合は、正常になれば黒ずみも少しずつ消えていくので必要以上の心配はいりません。

紫外線

毎日の生活のなかで浴びている紫外線も色素沈着の原因のひとつです。紫外線を浴びると、肌はダメージから体を守るためにメラニンを作るため、黒ずみが発生します。紫外線にはメラニン色素の生成を過剰にする働きもあるので、浴びすぎないように注意しましょう。また、紫外線には肌を乾燥させてターンオーバーを乱すという面もあります。紫外線は肌内部の乾燥を促すので、紫外線を浴びすぎると角質ができやすくなる、皮膚の表面がたるむといった影響を受けてしまいがちです。

紫外線によって多くのメラニン色素が作られているにもかかわらず、ターンオーバーが乱れてしまい、うまく排出できなければ黒ずみの原因になってしまいます。日焼けしても肌のターンオーバーが正常に機能しているなら、肌は少しずつ本来の色に戻っていくはずです。

アトピーやニキビの跡

色素沈着の原因には「炎症」によるものも考えられます。たとえば、アクネ菌によって毛穴に炎症が起きると、菌に打ち勝つために体で活性酸素が作られます。活性酸素には、アクネ菌だけでなく同時に肌も一緒に攻撃してしまう性質があるのです。すると、体からは活性酸素から肌を保護しようとメラニンが生成され、色素沈着が起きてしまいます。

アトピー性皮膚炎や虫刺され、かぶれなど炎症を起こす原因はさまざまです。肌に炎症を起こしてかゆみがあるときに、我慢できずに何度も掻いてしまうとメラニン色素が発生します。ニキビが気になり、頻繁に触って肌に刺激を与えるのもメラニン色素を増やすことにつながるのです。炎症によって増えたメラニン色素が肌に沈着することで黒ずみができるので、炎症がひどくならないように皮膚科を受診するなど早めの対処をしましょう。

ムダ毛の自己処理も黒ずみを引き起こす!

日常的に自宅でしている「ムダ毛の自己処理」も、黒ずみの原因になることを押さえておきましょう。特に気を付けたいのはカミソリで剃る、毛抜きで抜くといった肌への刺激が強過ぎるムダ毛の処理方法です。カミソリでムダ毛を剃る場合は、気をつけて使用したとしても肌表面をムダ毛と一緒に削ってしまうのは避けられません。この強い刺激に体が反応してメラニン色素を作ってしまうため、黒ずみになりやすいのです。

毛抜きで自己処理する場合は、ムダ毛を抜くときに毛穴も強く引っ張られてしまいます。すると、毛穴の周りの肌へも強い刺激を与えることになり、メラニン色素が発生してしまうのです。また、除毛クリームによるムダ毛の自己処理はスピーディーにできて便利ですが、肌のタンパク質にも影響してしまうデメリットがあります。結果的には、ダメージを受けた肌がメラニン色素を発生させてしまうことになるのです。

黒ずみがあっても脱毛はできる?


さまざまな原因によってできた黒ずみのある肌でも、脱毛はできるのでしょうか。このような疑問を持ったなら、脱毛機器の基本的な仕組みを知っておくことが大切です。脱毛機器は、照射したレーザーや光がメラニン色素のみに反応する仕組みを利用して脱毛するものです。脱毛機器のレーザーや光は肌ではなく毛根に直接ダメージを与えるので、ピンポイントでムダ毛が抜け落ちる仕組みになっています。ただし、肌が黒ずんでいる場合は、照射されたレーザーや光がメラニンに反応する可能性もあります。その場合は黒ずみのある個所を避けて照射してもらうこともできるので、サロンに相談してみましょう。黒ずみがあっても照射レベルを調節して脱毛ができる場合もあります。

また、メラニンに関係なく脱毛ができる最新機器を導入しているサロンも増えています。黒ずみがあっても脱毛後にしっかりケアできる鎮静ローションや、レーザーや光そのものに美白効果が期待できる脱毛方法を取り入れているサロンもあります。黒ずみケアとムダ毛のケアの両方が可能になってきているので、安心して脱毛できる環境が整ってきたと言えるでしょう。

黒ずみのケア方法

ここでは黒ずみをケアする方法を紹介していきます。黒ずみがあっても、クリニックやサロンでの施術と並行して毎日のケアを正しく行えば少しずつ改善していくことも期待できます。続けやすい方法を選んでぜひ実行してみましょう。

保湿

クリニックやサロンでの脱毛の施術後には、どうしても肌が乾燥しやすくなります。何もしなければ、炎症が起きやすく黒ずみの原因につながりやすいので注意が必要です。普段よりも十分な保湿を心がければ、バリア機能が正常になりターンオーバーを促すことができます。それには、クリニックやサロンでの脱毛が終わったあと、すぐに保湿することが理想的なのです。

なかには、脱毛後に保湿までしっかり対応してくれるクリニックやサロンもあるので、施設選びは重要なポイントになります。特に気になりやすいデリケートゾーンの保湿には、デリケートゾーン専用のクリームや、美容液があります。黒ずみが気になっている人が脱毛するなら、保湿に十分配慮して対応している施設を選ぶことをおすすめします。

ビタミンCの摂取

肌が黒ずむ原因には、色素沈着のほかに皮脂や角質の汚れもあります。皮脂や角質の汚れが肌に蓄積されていると、ターンオーバーが乱れてしまうのです。ターンオーバーを正常に戻して肌のダメージを緩和するためには、ビタミンCが効果的といわれています。ビタミンCには肌の炎症を抑え、メラニン色素の排出を促す働きがあるといわれています。ビタミンCは体内で生成することができないので、食事やサプリメントで定期的に摂取することが大切です。さらに、ビタミンCにはアンチエイジング効果や美白効果も期待できるため、黒ずみ以外に美容面でのメリットも多くあります。

美しい肌になるよう気をつけながら脱毛を進めよう


一部のサロンやクリニックで使っているジェルの効果などから美肌効果も望めるものです。しかし、脱毛後のケア不足や体質などから、黒ずみが起こってしまうこともあります。黒ずみのケア方法や脱毛方法に悩みがあり、黒ずみをはじめとした肌トラブルが気になる人には、無料カウンセリングができるサロンやクリニックに相談することをおすすめします。

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