脱毛時間の目安情報!影響する要素と時間短縮の方法
2019.06.24
まず、脱毛の施術にかかる時間は使用する脱毛機の種類によって大きく変わってきます。それぞれの脱毛クリニックや脱毛サロンによって使用する機械は異なります。ただ、クリニックでもサロンでも、特殊な光線を毛根に照射することで脱毛を促すという施術を行います。このとき、照射口が大きいタイプの脱毛機を使っている場合、1度の照射で広範囲の毛根に光線を照射することができるため、照射口が小さい脱毛機に比べて照射時間を大幅に短縮することができます。もし脱毛の時間を短縮したいのであれば、実際に施術を受ける前に、どういった脱毛機を使用しているのか確認してから施術を受けるようにしてみましょう。 全身脱毛の施術時間を短くするためには、脱毛箇所の組み合わせを工夫することが肝心です。全身脱毛といっても、1回の施術では全身を3~4つの箇所に分けて施術を行うのが基本です。脱毛箇所を分ける際は、背中や脚などの範囲が広めのパーツ、脇やVIOの範囲が狭めのパーツに分けることが多くあります。このとき、より施術時間を短くするためには、範囲の広いパーツと狭いパーツを組み合わせて脱毛してもらうのがおすすめです。たとえば、背中と脇などは、広い範囲と狭い範囲の組み合わせというだけでなく、それぞれの箇所も近いところにあるため、施術時間を短くするためには最適の組み合わせだといえます。脱毛にかかる時間
また、脱毛する範囲が大きければ、施術にかかる時間も長くなります。たとえば、全身脱毛と部分脱毛の場合、全身脱毛の方が広い範囲を網羅するため、施術時間もやはり長くなりがちです。全身脱毛の平均的な施術時間は、およそ2時間から2時間半となっています。一方、部分脱毛はそれぞれの箇所ごとに施術時間も変わってきます。そのため、1回の施術時間をできるだけ短くしたいのであれば、部分脱毛でそれぞれの箇所をそのつど脱毛していくというのもひとつの手です。
もちろん、脱毛にかかる時間はあくまで目安に過ぎません。毛の種類や毛周期、肌質など個人差があるため、人によっては想定よりも長い時間がかかってしまうことがあります。特に全身脱毛のように広い範囲を施術する場合、毛の濃さや毛量による影響を受けやすいので、施術時間にも開きが出ることが多いです。医療脱毛でかかる施術時間の目安は?
医療脱毛でかかる施術時間は光脱毛に比べると、長くなってしまう傾向にあります。医療脱毛で行われる施術は、脱毛サロンで行われる光脱毛よりも高い出力を出すことができます。つまり、より強い熱の力で毛根の組織を破壊することが可能なのです。しかし、強い熱の力を照射することは、肌にとっても負担をかけることになります。したがって、医療脱毛は医師免許を持ったドクターにしか施術が許されていません。また、強い照射力を維持するために、光脱毛で使われる脱毛機よりも照射口が小さくなってしまいがちです。そのため、光脱毛に比べると施術時間も長くなってしまうのです。
それでは、医療脱毛でかかる施術時間を箇所ごとに見ていきましょう。まず、顔の医療脱毛にかかる時間の目安は約60分です。顔は凸凹していたり、目にレーザー光が当たってしまう危険性などを考慮しなければならないため、身体よりも施術時間もやや長くなってしまいがちです。一方、VIOの脱毛は約45分が施術時間の目安になります。VIOは特にデリケートな箇所であり、施術にも技術が必要とされるため、顔ほどではありませんが施術時間は長めです。範囲が広い上半身全体や下半身全体の施術はやはり時間も長くなってしまいます。上半身・下半身ともに施術時間の目安は約90分です。
最新の脱毛機を導入しているクリニックでは、上記の施術時間の目安よりも大幅に短い時間で施術を受けることもできます。平日の仕事帰りに施術を受けたい人などは、できるだけ施術時間が短いクリニックを探して施術を依頼してみると良いでしょう。施術者による影響もある
施術を受けるクリニックなどによって、1回の施術にかかる時間は大きく変わることがあります。これは、それぞれのクリニックで使用している脱毛機が違うだけでなく、施術者の技術力や効率によっても時間に影響を与えることがあるためです。たとえば、全身脱毛をするとなると、箇所によって脱毛機の出力を変えなければならない可能性があります。施術者によっては出力を変えるのに手間取ったり、施術そのものの手際が悪かったりすることがあります。そのため、全身脱毛のような範囲の広い施術ほど、施術者の力量による時間の影響を受けやすいといえます。
また、施術を行う人数も施術時間に影響を与えます。1人の脱毛に2~3人のスタッフが施術を行えば、その分だけ施術時間は短くなります。ただ、医療脱毛の場合は施術そのものが医療行為となるので、施術にあたっては免許が必要になります。技術の高いすたっふによる医療脱毛であれば、時間のかかる箇所の脱毛であっても、施術時間を大きく短縮することもできるでしょう。施術時間を短縮するには?
また、それぞれの箇所の組み合わせを工夫するだけでなく、他にも施術時間を短くするためのコツがあります。
たとえば、顔の脱毛も行う場合、メイクを落としてから施術を行うことになります。そのため、顔の脱毛をする場合はノーメイクで臨んだ方が時間を短縮することができます。仕事帰りに脱毛を行う際は難しいかもしれませんが、休日などに全身脱毛をする場合はメイクをせずに行った方が時間の節約につながるでしょう。それから、施術前の肌の状態も施術時間に影響を与えます。医療脱毛などは肌に光線を照射する脱毛方式です。そのため、施術の際に肌が乾燥していたり、荒れていたりすると、脱毛機の出力を微妙に調整しながら施術をしなければなりません。そうなれば、出力の調整に時間がとられてしまうので、施術時間が長くなってしまうばかりか、脱毛の効果も半減してしまうことになります。施術を受ける前には肌の状態をしっかり整えておくようにしましょう。ケースによって施術時間は変わるもの
脱毛にかかる時間にはある程度の目安が決まっているものの、実際の施術時間はそのときの状況などによって変わることも珍しくありません。そのため、医療脱毛を検討しているなら、そのことをきちんと踏まえて施術を受けるようにしてください。また、施術を何回か受けていくと、施術時間も徐々に短くなってくるのが一般的です。最初の施術では、その人がどのくらいの毛量なのか、また毛の濃さなのかということを調べながら施術が行われます。人によっては痛みに敏感な場合もあるため、初回の施術はそういったことを探りながらの施術になるのが基本です。そのため、初回の施術はどうしても施術時間が長くなってしまいがちです。初めての脱毛の施術を受けるという場合は、目安の時間よりも長くかかることを想定して、時間に余裕をもって施術に臨むようにしましょう。
どうしても忙しくて施術時間を短くしたいという場合は、スタッフにその旨を伝えることで可能な限り施術時間を短くしてくれることもあります。また、医療脱毛では実際に脱毛に入る前に、カウンセリングを行ってどのような脱毛をしたいのか相談することができます。忙しくて1回の施術に時間を割くことができないという人は、この事前カウンセリングの段階できちんと相談してみてください。医療脱毛ではその人に合わせた脱毛のペースで施術を行うことができます。もちろん、1回の施術時間が短くなるということは、脱毛の範囲も小さくなるということですから、クリニックに通う回数はどうしても増えてしまうかもしれません。しかし、パーツを組み合わせるなど、脱毛の範囲を維持したまま時間短縮できるプランもあります。施術時間に不安があっても、さまざまな時間短縮の方法がありますから、とりあえずクリニックに相談してみてぜひ医療脱毛を試してみてください。