医療脱毛回数の決め方をレクチャー!回数目安やプランの選び方 | コラム | 医療レーザー脱毛・美容皮膚科のアリシアクリニック

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徹底的にツルツルスベスベの肌を目指したい人が注目している「医療脱毛」は、医療用レーザーを使い、クリニックで行われる施術方法です。費用が高いイメージがありますが、1度の施術で得られる効果が高く、永続的な効果が望めるため、長い目で見るとコストパフォーマンスが良い脱毛方法だと言えます。しかし、効果が高いからといって、1度の施術で完全に脱毛してしまうことは不可能です。では何回施術すると、おおよその脱毛が完了するのでしょうか。多くのクリニックでは回数が違う複数の施術プランが用意されていますが、実際に必要な回数の目安が分からないと適切なプランを選択できません。この記事では、希望する脱毛の程度や、脱毛したい箇所ごとに目安となる施術回数を紹介していきます。あらかじめ知識を身につけてからクリニックに足を運ぶとスムーズなプラン選択ができるでしょう。

脱毛クリニックに通う回数と効果の関係

医療脱毛に限らず、脱毛は複数回施術することで初めて効果を実感できます。しかし、1度の施術で全く効果が分からないかというとそういうわけでもありません。施術回数が増えるごとにムダ毛の処理が楽になるなど、徐々に毛量の変化を感じることができます。このことは発毛の仕組みや、毛が生えるサイクルと大きく関係しています。
医療脱毛の効果が高いと言われるのは、体毛を生成する「毛母細胞」を破壊できる医療用レーザーを用いているからです。体毛は皮膚の下にある「毛乳頭」が毛細血管から栄養を取り込むことで毛を成長させます。この毛乳頭内部で大きな役割を果たしているのが毛母細胞です。毛母細胞は発毛を司っており、活発に分裂することによって毛を成長させていきます。毛母細胞がなくなれば発毛できなくなるのですが、毛抜きを使って毛を根元から引き抜いたとしても、毛母細胞まで根こそぎ取り去ることはできません。そしてこの毛母細胞が残っている限り、自己流のムダ毛処理はもちろん、エステ脱毛であったとしても発毛は繰り返されます。
ほかの脱毛方法と比べ、毛母細胞を破壊できる医療脱毛は心強い施術方法ですが、それでも複数回の施術が必要なのは毛の生えるサイクル「毛周期」があるためです。医療脱毛では、レーザーを毛母細胞に含まれるメラニン色素に照射し、そのときに発生する熱によって脱毛を促します。日焼けを起こす色素としても知られるメラニン色素は毛を黒く見せる元になっているのですが、色の濃さには違いがあります。毛が活発に成長している「成長期」には濃く、毛の成長が止まる「退行期」や、次の成長に備えて休んでいる状態「休止期」には薄いのです。レーザーは濃い黒に反応するため、照射の効果があるのは成長期の毛だけということになります。
皮膚の上に生えている毛はすべて同じサイクルで生えているように思えますが、実際には見た目が同じでも成長期のものもあれば退行期のものもあります。休止期には抜け落ちているため見ることはできませんが、脱毛ができないことに変わりはありません。そして、脱毛が可能な成長期の毛は全体量の20%程度に過ぎないと言われています。
これは裏を返せば毎回20%程度の脱毛を段階的に行えるということになります。個人差や脱毛箇所によって異なる部分はありますが、簡単に考えると1度の施術で全体の20%、2度の施術で40%、3度の施術で60%というふうに着実に毛量を減らすことができるのです。医療脱毛に通う人が施術のたびに毛が薄くなるのを実感できるのはこうした理由からです。1度の施術で劇的な変化がないと嘆く必要はありません。また、無毛状態にせずに薄く毛を残した状態に抑えたい場合も、こうした仕組みを理解していれば毛量を調整することができます。

脱毛クリニックに通う場合の回数の目安

医療脱毛を行うクリニックのホームページを見てみると、「5回プラン」を掲載しているクリニックが多いことに気づくと思います。成長期の毛が全体の20%だと考えて単純計算すると、100%の毛を脱毛するのに必要なのは5回ということになります。
しかし、発毛にはホルモンが関わっているため、体調や生活リズムの変化などで脱毛の効果にも個人差が表れます。また成長期の毛であっても十分な照射が行えなかった毛は脱毛できないため、完全にツルツルにするには4~6回では足りないことが多いようです。平均して考えると、時々発毛が見つかる程度なら9~12回程度の施術で完了できると言えるでしょう。
施術回数は、施術箇所によっても異なります。生えている毛質や色素沈着などが違うからです。身だしなみとしてほとんどの人がムダ毛処理を行っているワキや、薄着の季節には特に目立つ腕、足、水着や下着姿を美しく見せるVラインの脱毛は、9~12回程度で多くの人がムダ毛処理の必要がないと感じるようですが、IOラインや顔はもう少し回数が増え、10~14回程度必要だと考えられています。IOラインは「色素沈着していることが多い」「粘膜に近いため痛みを感じやすい」「複雑な形状」などが理由になり、慎重に施術する必要があります。顔はうぶ毛が多く、目の近くは照射できないなど、デリケートな調整を行い施術されます。
脱毛したい箇所、体質などを考慮してクリニックで相談してからプランを選ぶのも1つの方法です。特に顔の脱毛は使われている機器によって得意不得意があるため、しっかりと確認しましょう。

脱毛で選ぶべきプランは?

医療脱毛は回数を重ねるごとに毛量が減り、脱毛の効果が表れます。そして一般的に、回数が多いプランほど1回あたりの施術金額が低く抑えられています。こうした話を聞くと「毛が太いからたくさん施術してもらえるプランにしよう」「足りないよりは多い方が良さそう」などと考える人もいるかもしれませんが、予定の回数よりも少ない施術で完了した場合に残りの施術分を返金してもらえるかどうかはクリニックによって異なります。残金を全額返金してもらえなかったり、手数料や解約料が必要になったりする場合は、お得なプランを選んだつもりがかえって損をすることになり兼ねません。こうした事態を避けるためにも適切な回数のプランを選ぶことや、解約返金の条件を事前に把握することが大切です。
医療脱毛では途中解約をする場合、解約ができる期間がほとんどのクリニックで決まっています。契約から3~5年と期間を設けているクリニックが多く、それをすぎると解約できないことも覚えておきましょう。医療脱毛は長い期間通院することが多いため、もし途中解約の可能性があるときは、施術スケジュールと契約開始からの期間を照らし合わせ、早めに申し出るのが良さそうです。解約の条件はクリニックとの契約によって決まるため、契約する際は解約の項目についてもしっかりと目を通しておきたいものです。施術が終わったという理由以外にも、クリニックとの相性や施術内容の不満など個人的な理由から、引っ越し、妊娠などやむを得ない事情まで、途中解約する可能性は誰にでもあるからです。

無制限プランにする手段もある

無毛状態にするために何回でも通い続けたいという場合は、回数無制限のプランを選択するのも1つの方法です。ワキやVIOゾーンなどは完全に脱毛することで日々のムダ毛処理から解放され、見た目の問題だけでなく衛生的なメリットもあります。そのためツルツルにしたいと望む声も多く、クリニック側もこうした声に応えて回数無制限プランを設定しています。数は少ないものの、全身脱毛の回数無制限プランも存在するようです。事前にカウンセリングを行ったとしても、完璧な施術回数を割り出すことはできません。「徹底的に生えないようにしたい」と考えるなら、回数無制限プランは良い選択肢になりそうです。

適切な回数を考えながらプランを選ぼう!

徹底的に脱毛したい場合は回数無制限のプランが向いていることもありますが、それだけ高額にもなります。どの程度まで脱毛を望むか、予算はどれくらいなのかなど、条件や希望をしっかり考えてからプランを選びましょう。少ない回数のプランにしておいて後から追加する場合に限り、通常の1回分よりも格安に施術できるクリニックもあります。平均的な回数の目安を把握したら、返金の仕組みやプランごとの施術回数などクリニックの特徴をリサーチしてみてください。脱毛は一定期間通う必要があり、クリニックのスタッフとも密なコミュニケーションが必要なため、自分に合ったクリニックやプランを選ぶことはとても大切です。

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