医療レーザー脱毛の特徴が知りたい!メリット・デメリット情報!
2019.02.01
医療レーザー脱毛とは、毛を再生させる毛根細胞をレーザーで破壊し、毛が生えてくる元を断つことで脱毛効果を得る医療行為です。毛根細胞に直接働きかけるため、1回ごとの効果が高いのも魅力です。例えば光照射などのエステ脱毛では毛根部分にまで照射させることができないため、毛根細胞を直接破壊する医療レーザー脱毛と比べて必要な照射時間が長く、照射する回数も増えます。医療レーザー脱毛が5~6回の施術で約1年を目安とするのに比べ、エステ脱毛は15~20回以上の施術を行い、それでも脱毛の効果が実感できないという場合もあります。施術時間や通院回数、期間を短く済ませることができ、滑らかな肌を短期間で手に入れることができるのは、医療レーザー脱毛のメリットと言えるでしょう。 医療レーザー脱毛にはデメリットもあります。例えば、脱毛機にもよりますが、体毛が白髪の場合や、日焼けした人には効果が望めません。体毛は生えてくるときにメラニン色素をメラノサイトから受け取り、黒く色づきます。レーザーを体毛に当てると、このメラニン色素がレーザーを吸収し、熱を発生させます。発生した熱を使って毛根細胞を破壊するのがレーザー脱毛の仕組みです。レーザー脱毛が白髪や色素の薄い毛に施術できないのは、含まれているメラニン色素がない、もしくは少なく、効果が望めないからです。また、毛根細胞を破壊するにはある程度のレーザーのパワーが必要ですが、強すぎると肌にもダメージを与えてしまいます。日焼けした肌の場合、肌自体にメラニン色素が多く含まれているため、レーザーの照射パワーをあげると肌のメラニン色素にレーザーが吸収されてしまいます。仮に施術をしたとしても、レーザーが弱すぎて効果がない上に火傷のリスクも高くなります。 医療レーザー脱毛が医師のいるクリニックでしかできない施術なのは、裏を返せばそれだけ高度な技術や知識が必要で、慎重を期す施術だからとも言えます。レーザーを照射することによる肌トラブルのリスクを十分認識しておきましょう。クリニックの方でもトラブルが起きる可能性はあらかじめ把握しており、施術後に起こり得る軽い炎症やヒリヒリとした感覚に対する方法を教えてくれたり、あらかじめ薬を処方してくれたりするようです。「痛みが強すぎる」「違和感がある」など、施術の後に気になることがあれば、すぐにクリニックに連絡することが大切です。医師が適切な治療で応えてくれるのが医療レーザー脱毛のメリットでもあるので、不安な点は相談して解消しましょう。 副作用や肌トラブルが起こり得ることは理解していても、できるだけ心配のない状態で施術を受けたいものです。トラブルのリスクを軽減するためには、自分が本当に信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。実際に施術を受けた人がいれば評判を聞くのが良いですが、知り合いに体験者がいない場合はインターネットを利用しましょう。「施術に伴う痛み」や「火傷がおきたときの対応」など、実際に体験した人の声を聞くことで信頼できるクリニックかどうかを判断することもできそうです。 医療レーザー脱毛は、永続的な脱毛を望む人にとって高い効果が望める理想的な脱毛方法です。一方で、医師のいるクリニックでしか行えない強いパワーのレーザー照射を使うことによるデメリットも忘れてはいけません。どんな脱毛にもトラブルは起こり得ますが、医療レーザー脱毛は肌への負担が大きいことも理解しておきましょう。こうしたリスクを避けるために、クリニック選びがとても重要です。クリニックのホームページにはクリニックの方針が記載してあり、多くはトラブルが起きる可能性があることやその内容、対処法について記載しています。情報をオープンにしていることは信頼できるクリニックかどうかの目安になるでしょう。また、トラブルが起きた際の治療システムや費用も確認しておきたいものです。事前のカウンセリングも利用して納得いくまで検討することで、不安を取り除くことができます。時間と費用をかけるに足るクリニックを選んで、医療レーザー脱毛で滑らかな肌を手に入れましょう。医療レーザー脱毛のメリットって何?
また、医療レーザー脱毛は医師のいるクリニックでしか施術できないため、不安な点は医師に相談し、医療的な見地から答えてもらうことが可能です。万が一、副作用やトラブルが起きた際にも脱毛の経緯を知っている医師に診察してもらえるのは心強いポイントです。クリニックでは、あらかじめトラブルに備えたアフターケアを用意しているので、軟膏や服薬を処方して治療してもらうこともできます。
また、意外かもしれませんが医療レーザー脱毛には美肌効果があると言われています。これはレーザー自体の効果とは別に、脱毛を行った毛穴が引き締まることで肌が美しく見えるとが原因と言われています。無理に体毛を引き抜くような自己処理を続けていると、ポツポツとした毛穴が目立つようになりますが、医療レーザー脱毛は高い脱毛効果が望めるため、完了後は自分で脱毛を行う必要がなく、毛穴が開く要因がなくなって美肌に繋がるというわけです。医療レーザー脱毛にデメリットはある?
医療レーザー脱毛は医療行為なので、副作用やトラブルが起こり得ます。最もよく起こる症状は、施術直後には肌が炎症を起こし、赤くなったり、ヒリヒリとした感じが残ったり、むくんだりするケースです。短期間で収まることが多い症状ですが、ほとんどの人に見られます。日焼けをしていない肌の場合も、火傷のリスクはあります。体毛の太さや微妙な肌の色の違いなど一人ひとりの状態には個人差があり、その都度、細かな調整が必要です。レーザーが弱すぎると毛根細胞は破壊できず、強すぎると火傷を負う可能性がある難しい施術なのです。どんなに注意したとしても、レーザー照射は肌にダメージを与えます。バリア機能が弱まった毛穴に雑菌が入り「毛嚢炎」という炎症を起こすこともあります。いずれも医師の治療で治すことができますが、これらの副作用は覚えておいた方が良いでしょう。
医療レーザー脱毛を検討している多くの人が気になるのは「痛み」ではないでしょうか。実際に輪ゴムではじいたような痛みがあると言われています。体毛が太くしっかりしている場合は痛みが強く、加えて皮膚が薄く弱いVIOや脇などは痛みを感じやすいようです。体毛が太くなくても、指など骨に近い箇所も痛みを感じることが多いと言われています。太い毛を施術するときに痛みを感じるということは、熱が発生していることでもあり、毛根細胞が破壊されているとも言えます。そうは言っても、痛みが辛いという場合には麻酔を併用するクリニックもあるようです。
医療レーザー脱毛は医療行為ではありますが、医療保険の適用外の施術なので費用が高いです。1回ごとの費用がかかる上に、複数回の通院が必要なのでさらに費用がかさみます。体毛は成長期、退行期、休止期のサイクルを繰り返しています。レーザー脱毛が可能なのは成長期の体毛です。そのため、脱毛時に退行期、休止期にあった体毛は、再び成長期になるまで待ってから照射する必要があります。複数回の通院は仕方のないことなのですが、費用の高さはデメリットと言えるでしょう。施術で注意すべきことは?
デメリットを考えた適切な対処法
施術前に限らず、施術中でも不安に感じたことは施術者に相談できる環境も大切です。痛みの程度や違和感が分かるのは自分だけです。気になることは何でも相談し、常に施術者とコミュニケーションをはかることも心がけたいです。身体への負担を考えたリスクヘッジが重要!